二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

南半球からの便り

2016-05-06 10:31:18 | 徒然に想う

オーストラリアのタスマニアはロリーナ、何人かおる人生の師と仰ぐ方たちのひとり、ポールとジェラルディンご夫妻からメールが届く。どうしてんダ? と近況を尋ねてこられた。しまったと、早速、闇の向こうにしまい込んでいた英語を思い出しながら、七転八倒、返信する。最近の写真を付けたから、それで分かってくれればいいんだけど。 

多くのことを彼らから教わった。実践から学ぶという技術面もそうだが、精神的なところは実に彼らによるところが大きい。今ここでこうしていることも、彼らと何回も何時間も話すことで、問題を整理し、方向を確固たるものにし、決断する勇気をもらったからだ。感謝しても仕切れるものじゃない。

追い播きをしようと食用ビーツの畝に座る。えッ、ポトンとせっかく芽を出したのが根元から倒れてる。土をほじくれば、いた。つぶせば真っ赤、紛うことなく犯人。ちょっと油断した。対策せねば。数年前長ネギの苗立てをして、ネキリ虫に全滅させられたことがある。何かで調べたら米糠を埋めておくと、そこに集まってゆき自滅してゆく、と。翌年、それを試せば、いい苗ができた。よし、ここでもとコイン精米機のあるところに出かけ、わけてもらう、ビーツの条間に筋を切って一握り入れ覆土。さてどうなることか。トラップにもなるし、いずれは肥料となろうってもんだ。「二兎を追うもの一兎も得ず」になりませんように。

あぁ言い忘れた! シシをさばく機会があったんだけれど、ジェラルディン、見せ教えてくれたやり方が大いに役立ちました。あの時はさっぱりだったけれど、一人でやってて、意外に細部まで思い出せ、とっても参考に。本やWebではよくわからない、結局あなたのデモンストレーションのようになる。仕上がった肉を見るとナカナカなもんでした。野菜? それなりにあれこれ、これまでで十種類近く。最近野菜を買わなくなりました。味噌や干し肉なども挑戦してますよ。これも、そうか、あなた方の教えの一つ「自分が口にするものは、できるだけ自分の力で」ですね。なんとか感謝しに会いに行きたいものである。



今日の一枚:一昨日久しぶりに窪川に。一泊して帰る。「アグリ体験塾ー東京会場」の同期が5名揃う。20数名の参加者だったから、どれだけの成功率だろう。昨日の朝、6時過ぎのこと。

育成センターのセコイアの並木。

その並木のわきの流れ。


今日のもう一枚:徒長したが、山でスパルタで育苗続けたリーフレタス。昨日午後、定植。葉の裏を見せてる苗は根張りを記録するため。




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