二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

地震 その後3 - この国

2011-03-15 16:59:28 | 徒然に想う

どうも、家から会社のPCにアクセスして仕事をしていると、地震関連のことが気になって仕方ない。ポケットラジオを取り出して、「ながら仕事」。しかし、テレビと連動していて、かえってフラストレーションがたまる。被災地の方たちのことを考えると、こんなの大したことじゃないのにと、情けなくなる。

情けない、いやこれはちょっと違うか。スーパーやコンビニに地震以降行きました? あのガラガラの陳列棚。海外の人たちにしてみると、日本人は冷静に行動しているって写っているようだが、不思議でしょうがない。子供のころのオイルショックの時のトイレット・ペーパーのことを思い出しながら、結局そういうことなんだ、と。だだ行動の仕方が静かなだけであって、今も昔も変りない。日本だって、ほかの国でも起こるであろうことは同じ。

家のPCが置いてある所から旧街道が見える。ここ数日午前中大渋滞を起こす。ガソリンスタンド渋滞。西方面、東方面、それぞれにあるから、ほぼマヒ状態。これでは近隣のスーパーやコンビニにも荷がとどかぬ。公共バスもとばっちりを食らう。自家用、ほんとに今ガソリンがいるだろうか。たかが一台ではあるが、それが数台になれば…。トラックや公共バスなどが動きやすいように、と考えるのはおかしいことだろうか。

昼間のニュース、92時間ぶりに救出だとか、連絡がついたとか、いい知らせが入る。原発や津波のことだけじゃない。そうなんだ、この国は戦争という狂気を除外すればどんな問題でも静かに解決してきたはず。しかも、冬の寒さを耐え、そして雲雀が鳴きカエルが輪唱し春めいていくのを楽しんできた。今朝、遊水池を越えたところでのこと。 新たな春が告げられた。

≪高らかに 闇を破り裂き 雉歌う≫

 

今日の一枚:13日に撮ったいつもの桜。