二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

手袋の思い出

2011-03-02 21:54:35 | 徒然に想う
《梅の香に 手袋のぬくさ 懐かしむ》

ここ数日、雨だったり曇りで星を見上げる時間がない。日の出が六時十分になろうというのだから、星を楽しむ時間も短くなっている。早く晴れぬかと思うばかり。こんな日はひたすら足を速める。

この数日の暖かさに、ネックウォーマをしなくなった。歩き出しは襟元からの冷気に身を震わすが、すぐに心地よくなる。歩きにのってくると、ジャケットのファスナーを少し下ろす。ただ、まだ、朝の冷気よ、入ってこいと勇気をださなければならないが。

咲き出しにばらつきがあったが、梅がちょうどいい感じになっている。農家さんの庭、畑のわき、民家の庭先。あちこちできれいに咲いている。甘い香りがあたりに漂ってる。

こともあろうか、今朝に至っては手袋まで脱いでしまった。神社に上がって、さぁお参りと言う段になって、手がスースーする。そんなに歩きに集中してたわけでないが、確かに上がるまでに脱いだ。冷たいが、かじかんだりしない。あぁ、春がきたんだ。梅の香が冷気とあいまって、暖かい春を強く感じさせる。




今日の一枚:オフィスでふと気付いた、西の雲が切れている。午後五時四十分頃。期待しようか…。