二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

ネコじゃらし

2008-06-28 09:13:50 | 徒然に想う
今が盛りは、ヒメジョオン。歩いていると、雑草にも季節があって楽しい。薄いピンクのムラサキカタバミ、紫の小ぶりなマルバアサガオ、ヒルガオ、青い小さなツユクサ、オレンジのヤブカンゾウ。ちょっと前は、青々として朝露を持って輝いていたイネ科のイヌムギ、ネズミムギなど、枯れてきた。道端にエノコログサ、ネコじゃらし。これは、これから晩夏にかけてよく見る。

春ほど見かけないが、まれにタンポポ。だが、よく見ると、葉の形が違っていたりする。荒い鋸の歯のように切れ込んだものではない。オオジシバリのよう。別なものは、花の大きさが小さく40センチくらいの高さにある。ブタナというらしい。パッと見た目、違いがわからぬことがある。

雑草図鑑を取り出してなんだろうと調べていると、時を忘れる。結局正体がつかめない。どうでもいいやという気分なってくる。おそらく、その草が何であるか同定することなんて大したことじゃない。その草と一瞬でも時間を共有できたことのほうが楽しくって、それで十分だ。