遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

青い城

2020-06-02 | 写真

ルーシー モンゴメリ作

谷口 由美子訳
角川文庫刊
 
たまたま、ラジオで紹介していたので、
昔 「赤毛のアン」に夢中になったのを思い出し発注し、
すぐに読み始め読み終えました。
 
内気で陰気な独身女性、ヴァランシー。母を始め
家族からさまざまな束縛を受けて、鬱々と暮らしていましたが、
心臓の持病で余命あと一年と言われ、
それならばと、これまでの殻を脱ぎ捨て、
思ったとおりに生き始める物語です。
 
まずは、自分の事を ドスと呼ぶ家族たちをことごとく退けます。
束縛しかしない家族を捨て
友人の介護をするため家を出ます。
 
引き止める母親に 
クソババアと言い残し
 
思春期の子どもの様ですが
、自分の思い通り歩きはじめます。
 
中、高校時代を思い出しました。とにかく、アンに夢中だった時代を。
 
私は、寺山修司に憧れ、
家を捨て、時には母の無い子のように、
アングラ演劇や、詩を読んだものでした。
 
ブァランシーの
それまでの我慢我慢の生活から抜け出すあたりが
面白く、一気に読んでしまいました。
 
 
 
 
 
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マスクが届きました

2020-06-02 | 写真


やっと市場にもマスクが並び始めました。
一斉に消えてしまった時には、驚きました。
トイレットペーパーや、除菌シート、ティッシュなども
スーパーの棚から消えた時には、日本中がパニックになっていたのでしょうね。
どうにもならない焦燥感に突き動かされ、ネットで、マスクを発注し、
2ヶ月も届かず待ち続けた日々。コロナが奪ったものは、ごく普通の日常です。
 
今でも、そそくさと用事を済ませ、疑心暗鬼の生活に
胸が痛くなります。
 
野球や、大相撲、映画、コンサート、寄席など、庶民のささやかな楽しみも、
奪われました。
 
前の様に、屈託なく過ごす事はできないコロナと共存の社会です。
 
少しずつ縛りは無くなりつつ有りますが、これまで以上に、注意喚起が必要ですね。
 
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