映画「天使の分け前」
ただ今名古屋伏見ミリオン座で上映中(5/24まで)
ウイスキーは様々な工程を経て、最後は樽にいれて蒸留するのです。
樽にいれている間に一年に2%は減って行くのだそうです。
これを 「angels share(天使の分け前)」というのだそうです。
不思議な題名だなあと思っていたら、最後に素敵な展開が・・・・。
信じてくれる人が一人でもいれば、人はまっとうに生きていける。
そして守るものがあれば、尚更バカはできなくなる。
個性のある仲間を切り捨てないで、信じて守っていけば
きっと幸せになれる。
ま、映画だからね。
良い映画を観た満足感が有ります。
(イギリスの軽犯罪の刑罰には、労働奉仕があって興味深い。
刑の執行についても、罪を犯すに至った理由などに配慮する場面があって
これは 大切な視点だと感じた。主人公が、過去に、ある事件を起こして
青年を傷つけてしまい服役していた。
出所後、TASCという会に出るように言われる。
服役して罪が消えるわけではなく、被害者の声を聴いて 自分がどんな
ひどいことを他人にしてしまったのかを知るためのものらしい。日本でも
取り入れて更正に役立てればよいと感じた。)