サワコの朝のゲストは、芸人であり作家の又吉直樹さん。
佐和子さんの巧みな話術のせいばかりでなく 意外と雄弁な人がいた。
子どもの頃は、「嘘ばかりついていた」
嘘と言うつもりはないのだけれど、イメージをどんどん膨らませてしまう子どもだった。
保育士さんや、母親は「虚言癖かも?」と心配したらしい。
たとえば、保育所から消防署見学に行ったとき、「どうやった?」と聞かれ、
「先生がのったはしご車の梯子がどんどん伸びて空まで・・・・先生は
泣いとった」という調子。
「散歩に行くわ」と言って家を出て、すぐに怖くなったけど
帰るには早いので物陰で、じっと我慢していたというエピソード。
話を聴きながら、保育園にもそういう子居たなあと思い出した。
家族を脅かそうと洗濯機の洗濯漕の中に隠れたり、すぐに行方不明になる子。
あの子も、いつか又吉君のような作家先生に?
そういえば、あの子も皆を笑わせるのが好きで、末はよしもとと思わせる子だった。
ははは
彼の読書量はすごい。初めて読んで感動したのが芥川龍之介の「トロッコ」
教科書で読んでびっくりした。本当に驚いた。自分の言葉にできない気持ちが、
巧みに描かれていた。
太宰治の「人間失格」を友達に勧められて100回は読んだ。
人を笑わせるのが好きでいつも漫才を考えていた。
作家か芸人を選ばなくてはいけなくなったらどちらを?と聞かれ
「芸人です」と即答。
書くことが好きなので、いずれにしても書き続けると思う。
話が、面白くてひきこまれた。
まだ、本は読んでいないけれど、又吉直樹という人が、
自分をしっかり持った人だと言う認識を新たにした。
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