■今場所、大活躍の嘉風が、殊勲賞と技能賞。
インタビューの答えが感動的でした。今場所は気持ちが変わったのですかと聞かれて
「はい。一番一番を楽しむ、自分を信じて、全力を出して向かっていけば、小さい体でも、
強いひとに向かっていけるという自信が出来ました。」
「技能賞が特に嬉しいです。自分のやれることをやって、いただけたので。」
■敢闘賞は栃ノ心
幕内から幕下55枚目まで落ち(つけびとから、やり直すということ),
相撲をやめようかと思ったこともあったが、続けて来て、今場所は、
幕内で勝ち越すことができた。
これは、本当に大変なことだと、評価された。
(栃ノ心は、師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)にハッパを掛けられていた。
「三役に 戻るまで復活したとは言えないぞ」。この言葉が励みだった。
大けがを乗り越えて、3年 ぶりに就く小結。「うれしいです。幕下から頑張って
戻ってきました」と ...)
栃ノ心は、本当に嬉しそうで 思わず拍手しました。
■横綱 鶴竜を 豪快に倒した照ノ富士は
全治一ヶ月の怪我をおしての出場だったので
すが、全力で向かう姿は、素晴らしかったです。
■優勝決定戦で優勝を決めた鶴竜の、率直な
喜びの声に、場所中の変化のとりくちも、許すことが出来ました。
「横綱になってから、なかなか優勝できなかったのが苦しく、辛いことも
有りましたが、腐らず頑張ってきて良かったです。」
本割りで負けたときはどう思ったかと聞かれて
「一瞬、また駄目かと思った。でも、決定戦では、全力で闘うことが出来て
良かったです。自分の相撲が出来て良かったです。」
おめでとうございます。
厳しい世界で、真剣勝負で生きている力士の皆さんの厳しさに思いを馳せた、
素晴らしい時間でした。
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