eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

この人の地震予知

2012-01-30 21:58:06 | 読書/新聞/映画など
この人、つまり、環境防災研究所の斉藤好晴さんの地震予知だ。

1月25日に「一週間以内に千葉県東方沖M5級」「一週間以内に山梨〜長野県M4級」と予知して、実際に27日には<千葉県東方沖M5.1>、28日には<山梨県東部・富士五湖M5.5>がおきたという。

そして、1月29日の発表が、
「一週間以内、山梨県M5級」→29日夕方に発生。
「一週間以内、能登半島沖〜佐渡島近海M4級」
「一週間以内、宮古島近海〜台湾M5級」
「一週間以内、高知県沖〜日向灘M5級」→30日に発生。
「一週間以内、秋田〜山形沖M5級」
「一週間以内、豊後水道M4級」
という予測だ。

どのくらいあたるのだろうか。様子をみたい。

斎藤さんの予知の基本は、植物生体電位観測によるものだという。ホームページをみたが、おおくはリンクがきれていてよくわからない。

きょうの夜9時のNHKニュースでは、3.11以降の地震が7倍になっているという。統計的にいえば、マグニチュード4が100回おきれば、ひとつ上のM5が1回おきるという。M5が100回でM6が1回。M7の可能性が4年で70%とすると、M6は、やはり100回は覚悟するということか。


個人の能力と組織

2012-01-30 08:26:31 | eラーニング・ベンチャー企業
ベンチャー企業は、まだ組織が十分でなく、個人の能力にたよりがちである。

『坂の上の雲』にこんな記述があった。

ーーーー「砲員の能力に頼っていても飛躍はない」ということに気づき、指揮法を研究して世界の海軍常識とは別個の、というよりまったく独創的な方法を鎮海湾にて開発したことがこの海戦に重大な結果をもたらした。
ーーーーー東郷の「極秘497号」において、「射距離は艦橋において掌握する」という「一艦の照準の統一」が明示されている。

バルチック艦隊に完勝した理由のひとつがここにある。

ロシアの海軍は、各砲台で思い思いにそれぞれ照準をきめて日本海軍を圧倒する砲弾をあびせた。日本側は、艦橋にいる砲術長がすべて指示し、「各砲台は毛頭修正しない」のだ。

組織的な行動と個別行動の集合との結果のちがいは明白である。

ベンチャー企業の飛躍のためには、組織力の強化が最大の課題であろう。