eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

サンフランシスコ到着

2011-05-26 12:31:02 | 海外のeラーニング
フロリダ州のオーランドからヒューストンまで、1時間半ほどのフライト。のりついで、サンフランシスコまでが3時間55分。結局、1日がかりの移動でした。

おなじアメリカ国内とはいえ、オーランドとサンフランシスコは時差が3時間あります。きょうは、3時間ふえた1日です。

時差といえば、東京とソウルに時差はありません。上海との時差は1時間。アジアが次第にひとつになっていくのを感じます。

40回以上きたことがあるサンフランシスコですが、今回は、しばらくぶりです。前回来たのは、6,7年前でしょうか。よく食べに立ち寄った日本料理店もスターバックスにかわっています。

時差だけでなく、温度差もおおきい。もう夏の亜熱帯であったオーランドにくらべ、きょうのサンフランシスコは、肌寒い。これがサンフランシスコの気候で、ときに夏でも寒い日がありますが、きょうもそんな寒さです。

ASTDの印象

2011-05-24 13:34:55 | 海外のeラーニング
米国や海外の企業研修担当者があつまるASTD2011で感じたことをメモしてみました。

1、かつて、eラーニングのはげしいブームであったときとくらべて、全体の規模は3分の1くらいになった印象。
2、アジアからの参加者は、日本から大量に行った時期、韓国から多数の参加があった時期がそれぞれおわり、中国からの大勢の参加が目立っていること。
3、タレントマネージメントはほとんどきかれなくなり、リーダーシップが多少目立ちます。
4、かつて旗手であったelementKやサムトータルのブースは、ほぼ最小にちかく、見る影もありません。NIITなどインド系はそれなりにがんばっています。そういえば、elementKもインド系になりましたが。
5、ネットラーニングのコースやLMSが、国際的にみても圧倒的にレベルがたかいこと。

ASTD会場の風景です

2011-05-23 10:46:43 | 企業研修
写真は、ASTDの会場の風景です。これで参加は5回目くらいでしょうか。

今年の参加者は、8,000人ぐらいです。eラーニングにわいた最大のときの3分の1くらいの印象です。

日本からの参加は往時にくらべて激減している感じです。韓国からも、かつてほどの参加者をみかけません。一方、中国からの参加の数は、かつての日本や韓国の勢いをこえているかもしれません。

22日(日)のセッションに参加し、ホテルにもどりました。

フロリダに到着

2011-05-22 05:40:50 | 海外のeラーニング
フロリダに到着しました。

南国の風景です。青い空に白い雲。夏の暑さです。

日本時間で、午前⒍時前、こちらの時間で、午後5時前です。

成田空港出発のときに、直前に離陸した飛行機がエンジンに鳥を吸い込んだため、一時滑走路閉鎖となり、出発がおくれてしまいました。結果的に、2時間あったはずの乗り継ぎ便も、搭乗開始5分前にまにあうというあわただしさでした。

やはり海外旅行はさまざまなトラブルがあります。

インドに行ったときは、全力で疾走する成田の滑走路の真ん中で、エンジントラブルで離陸中止となったことがありました。台風のど真ん中で、強風のなか機体がゆれながら滑走路横で待機し、離陸を強行する最後の便となったのは、上海行きのときです。モスクワでは、すさまじい落雷のなか、右往左往しながら着陸しました。そういえば、視界がないほどの豪雨をおして上海に着陸してみると、別の空港だったこともあります。ロンドンからの帰り便が、エンジントラブルで2つの1つをとめて飛行し、成田着陸のときは成田空港全体の緊急態勢がとられたこともありました。
まだまだ数え切れません。


ネットラーニングの上場

2011-05-21 10:02:05 | NetLearning Group
検索用語をみていますと、ネットラーニングの上場について関心をいただいていることがわかります。

わたしたちは、経済環境や市場環境を考えて、上場をいそいではいません。

今年度、来年度のネットラーニンググループの事業は、売り上げ規模、利益率、成長性などから、ネット企業の典型的な上場のかたちをそなえているといえるでしょう。しかし、教育にたずさわる企業として、もともと上場はしっかりした業績のうえで、意味あるかたちでおこないたいと考えきました。
さらに、現在の環境から、いっそう慎重になっています。

現在は、上場を先のことと考えて、グローバル化をふくめて、大胆に新事業に取り組んでいます。

上場は、新興市場や日本の市場である必要はないかもしれません。


男女賃金格差の拡大

2011-05-21 09:48:38 | 読書/新聞/映画など
厚生労働省が発表した「働く女性の実情」によれば、男女賃金格差は拡大しています。

その背景のひとつに、働く女性の中で、非正規社員の比率が増えていることがあります。

女性の非正規雇用は、1218万人。正規雇用は、1046万人です。女性は、非正規雇用の方が大幅に上回っています。女性の雇用機会が、依然としてきびしいようすがうかがえます。

ネットラーニンググループは、正規雇用を基本として、柔軟な就業ができる工夫をしています。もちろん、就業や待遇において、男女の違いはまったくありません。実際、社員の男女比率もほぼ同じです。

双方向のグローバル化

2011-05-21 00:01:23 | NetLearning Group
わたしたちが考えるグローバル化は、アメリカ中心のものでも、日本からだけみたものでもありません。

わたしたちの会社が中国にできれば、中国から日本を見ることにもなります。アメリカにできれば、アメリカから日本を見る。アメリカから中国をも見る。

双方向のネットワークとしてのグローバル化です。

わがグループの展開のなかには、中国企業がどのように日本にかかわっていくのか、米国企業がどのように日本にかかわっていくのか、そのような逆方向のかかわりも含んできます。

ネットワーク型のグローバル化、双方向のグローバル化といえるでしょう。一方通行や放射線型ではありません。