eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

三徳山三佛寺

2009-10-12 20:01:30 | 旅行
昨日の続きです。

三徳山三佛寺の投入堂(国宝)にいたる途中に文殊堂と地蔵堂(各重要文化財)があります。

お堂は峰の頂の大岩のうえにせり出して、幅80センチほどに思える周囲の縁側の外の断崖はのぞき込むこともできません。お堂の側はしっかり閉めきられているので入れない。壁にへばりついて足がすくんでいる人もいます。(写真)

すれ違うとなると、外側の人は恐怖です。

もっとも、この縁側を一周しないと先へいけないというわけではありません。怖い人はパスをすればよい。

山岳信仰について、岡本太郎はこう書いています。「生命の秘密は日常と断絶した、いわば近寄りがたい森の奥、峰の頂に秘められている。人はこの人間を超えてそして人間を支える『神聖』の根源を見届けようとする。しかしそれは同時に禁じられた聖域である。それに触れることは禍であり、危険なのだ。」(『美の呪力』)


墓参り

2009-10-11 16:03:20 | 旅行
先祖累代の墓参りをしました。時間があったので、鳥取市内を歩き回りました。駅前の商店街も、店を閉めた貸し店舗が目立ちます。

古いカメラ店だったらしいところは、ショウウインドウのガラス一杯に、50年ほど前の古い町並みの写真が張ってありました。

県の人口は、外国人6,000人をふくめてやっと60万人を維持しているとタクシーの運転手さんが話してくれました。これから地方はどうなっていくのでしょうか。

来たついでに、前から行きたかった、倉吉の三徳山三仏寺へ行きました。開山1300年、標高520メートルにある投入堂(写真)は、役の行者が投入れたといわれ、どのようにして建築したのか想像ができません。

投入堂にいたる修験者の山道はけわしい。往復2時間近く鎖をつたい、木の根をつかみ登りました。危険なため1人での入山は禁止されています。やっと若者2人のグループをみつけて入れてもらいました。

前回来たときは、雨上がりで危険というので入山が禁止されていていました。今回、念願がかなったところです。

修験道には強い関心があります。山の民・川の民・海の民や宗教への関心です。




1、714講座を提供

2009-10-09 13:52:35 | Netlearning,Inc.
ネットラーニングが2000年以来、自社で制作して提供してきましたeラーニングのコースウエアは、2009年9月末で1,714講座となりました。

eラーニングが登場する前のラーニング(自学自習)について考えてみますと、書籍やラジオ・テレビ、通信教育などがありました。

ラーニングの学習環境を考える場合、まず重要なのは学習機会でしょう。どれだけ多くの講座が用意されているのか、学びたい内容の学習機会があるのか。

そのような観点でみますと、ラジオやテレビの番組の種類は大きな制約をうけています。通信教育も、種類が多いようでもやはり限られています。教材もそうです。

それにくらべて、eラーニングは、学習する講座の種類が圧倒的におおいことも目立っています。おそらく、現在、企業内で制作されたものをふくめて、日本で数万種類のeラーニング講座が開講されているでしょう。わが社も、年間に1,000講座以上開講する時期も近いとおもわれます。

eラーニングは、ラーニングの機会を豊富に提供します。



『差別と日本人』

2009-10-08 21:47:58 | 読書/新聞/映画など
野中広務・辛淑玉『差別と日本人』(角川書店、2009年6月10日、724円+税)

40万部をこえる大ベストセラーになっています。

出身で元自民党幹事長の野中広務と在日韓国人の辛淑玉の対談です。差別されて生きることがどれだけつらくきびしいことか。本音の二人の対談から、つたわってくるものがあります。

たんたんとした対談にもみえますが、読む途中でも胸につまるものがある。辛淑玉が対談の途中で慟哭したと野中広務があとがきに書いている。

差別する側は、いつも無自覚です。必読の本だと思う。わが社の必読図書に指定します。

2004年8月10日に、魚住昭著『野中広務 差別と権力』(講談社、2004年6月30日、1800円+税)を読了した時に、はじめて野中広務という男のたどった道を知り、それ以来、関心を持ってきた。


離職率が低すぎる

2009-10-08 09:05:18 | Netlearning,Inc.
10月に、新しく2名の社員が入社しました。新しい仲間がふえ、新しい刺激があり、とてもうれしいことです。

今週は、さらに採用面接を8名おこなっています。

ところで、面接で、「ネットラーニングの離職率」の質問をうけました。わが社の悩みは離職率がひくすぎることです。

昨年度の新採用は22名です。退社は、ご主人の海外転勤などやむをえない理由などで3名。今年度は、まだ退社がありません。

離職率が低いと、会社が外から受ける刺激が少なくなります。わたしは、理想的には、年に5%以上、10%程度社員が入れ替わるのがいいのかなと思っています。

ネットラーニングで学んだことや経験をいかして、さらにひろく活躍の場をもとめて転職する人たちが多数生まれればうれしいと思う。他社でも通用するという強い自信を獲得して、飛躍してほしいと思います。

ネットラーニングの採用募集には、数百倍の応募もあり、強い吸引力をもっていることはまちがいありません。さらに旅立つ社員をふやすためには、いっそう社内研修を充実させて、自信をもって転職していくことができる環境をつくることが重要でしょう。業界トップの企業には、人材を輩出する責任もあります。

ネットラーニングは、今年度、研修を徹底的に強化しはじめています。

追記;帰りに本屋によったら、「社員が辞めない会社は ヤバイ!」というようなタイトルの本があった。買わなかった。もちろん。




お客様から200時間ヒヤリング

2009-10-07 10:38:47 | eLearning
ネットラーニングが提供するeラーニングコースには、一般的に販売しているコース(わたしたちが、カタログコースとよんでいるコース)と、各企業様専用に制作するコース(わたしたちが、カスタムコースとよんでいるコース)があります。

カスタムコースの場合、企業様の声を徹底的にきかせていただくことが重要になります。

最近のある企業様の場合、直接現場の方々から200時間におよぶヒヤリングをさせていただき、制作し研修実施となりました。その結果、このコースの学習が業務の遂行や改善に役立ち、モチベーションのアップになったとアンケートにこたえていただいた方が、実に97%になりました。

今後も、お客様の声をしっかりうかがいながら、よりよいeラーニングコースの制作と運用ができるように努力していきたいと思います。



外国からのお客様

2009-10-06 21:28:36 | 海外のeラーニング
この数カ月、ほとんど毎週のように海外からのお客様があります。また、海外とのネットをつかった会議も多い。

そのほとんどは、eラーニングの提携のお話を提案いただいています。

それだけ、海外のeラーニング会社が日本市場に強い関心をもっているともいえるでしょう。

もっとも、2000年のころに恐れていたような強力な競合が上陸してくるということはまったくありません。直接、あるいは、提携して日本上陸をはたそうとした当時の海外のeラーニング会社は、ほとんど敗退しています。

あらためて、いいかたちの提携ができるといいなと考えています。


第3四半期キックオフ

2009-10-05 21:35:03 | Netlearning,Inc.
きょうは、社外の会場を借りて、全グループ社員が参加するキックオフミーティングを開催した。四半期ごとに実施しています。

中国の社員は、国慶節の大型連休中なので、わが社のネットセミナーのシステムをつかって、サーバーに録画した。もし出勤日なら、中国の社員もネットで参加することができます。1時間の時差はありますが。

ネットラーニング・グループは、つぎの3年の中期計画により、大きな飛躍に大胆にチャレンジします。

御蔵島から金目鯛

2009-10-03 17:30:49 | 島の生活
御蔵島でお世話になった方から美しくて大きい金目鯛を、おどろくほどたくさん送っていただきました。

さっそく刺身に。

最近5年ほど、御蔵島でイルカと泳ぐ機会がありません。御蔵島の人たちや、島で出会ったイルカ仲間と会う機会はときどきあるのですが、イルカとはご無沙汰です。

御蔵島の人々や、イルカと泳ぐ人たち、それに、イルカと海、巨樹の山など。来年こそは、みんなでイルカと泳ぎに行きたいと思います。