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『差別と日本人』

2009-10-08 21:47:58 | 読書/新聞/映画など
野中広務・辛淑玉『差別と日本人』(角川書店、2009年6月10日、724円+税)

40万部をこえる大ベストセラーになっています。

出身で元自民党幹事長の野中広務と在日韓国人の辛淑玉の対談です。差別されて生きることがどれだけつらくきびしいことか。本音の二人の対談から、つたわってくるものがあります。

たんたんとした対談にもみえますが、読む途中でも胸につまるものがある。辛淑玉が対談の途中で慟哭したと野中広務があとがきに書いている。

差別する側は、いつも無自覚です。必読の本だと思う。わが社の必読図書に指定します。

2004年8月10日に、魚住昭著『野中広務 差別と権力』(講談社、2004年6月30日、1800円+税)を読了した時に、はじめて野中広務という男のたどった道を知り、それ以来、関心を持ってきた。



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2 コメント

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キンドル (tokoya)
2009-10-09 01:02:12
ぜひ読ませていただこうと思います。

ところでついにキンドル、日本発売の発表ありましたね!アマゾンだけでなくソニーも参入かも、とあり楽しみです。

ここでご紹介いただく書籍も読めるようになるとうれしい。
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歴史について (BABA)
2009-10-11 12:50:15
被差別の由来を追究していない。
「封建時代の身分制度から」ではありえないのに。身分制度外に置かれた奴隷集団だと思っている。もとは大和朝廷が東北で捕虜にして畿内に連れてきた蝦夷たち(人種も異なる)だと思っている。被差別の歴史を追うと天皇家(朝鮮王朝から)にゆきつかざるをえない・・・だから触れられない禁忌の領域になってきたのではないかと思う。
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