本のタイトルです。ちょうど読み終わりました。
サブタイトルは、「さまよう2000万人」
25歳から35歳までの世代を、朝日新聞が取材して本にしたものです。
正社員からはじきだされたこの世代が底辺で日本をささえている。同世代の記者たちの取材には、苦しみや悩みの共感とやさしいまなざしがあります。
「共通するのは、『既存の何か』に頼らないこと、信じないこと。だからさまよい、自分だけの最適な歩み方を探し求める」「転身の繰り返しは、一部の特別な人たちの現象ではない。」
「日本社会の未来に夢が見られず、もうだめだというのが共通の認識」
「さまよっているように見える半面、組織に頼らず生きるたくましさを持っている」この世代が、中高年になっていくときの深刻な困難さとともに、記者たちは、未来の担い手の可能性も感じている。
国も、企業も、他の世代もあてにならない。自分たちの力で生きていくしかない。
この世代のアンケート結果が掲載されています。
1、いまの日本は、努力すれば報われる社会だと思いますか?
思わない 48% 思う 45%
2、いまの日本は、希望をもてる社会だと思いますか?
思わない 64% 思う 29%
3、自分の将来について
不安 64% 期待 33%
朝日新聞取材班著『ロストジェネレーション』朝日新聞社、2007年7月30日刊、1200円+税
サブタイトルは、「さまよう2000万人」
25歳から35歳までの世代を、朝日新聞が取材して本にしたものです。
正社員からはじきだされたこの世代が底辺で日本をささえている。同世代の記者たちの取材には、苦しみや悩みの共感とやさしいまなざしがあります。
「共通するのは、『既存の何か』に頼らないこと、信じないこと。だからさまよい、自分だけの最適な歩み方を探し求める」「転身の繰り返しは、一部の特別な人たちの現象ではない。」
「日本社会の未来に夢が見られず、もうだめだというのが共通の認識」
「さまよっているように見える半面、組織に頼らず生きるたくましさを持っている」この世代が、中高年になっていくときの深刻な困難さとともに、記者たちは、未来の担い手の可能性も感じている。
国も、企業も、他の世代もあてにならない。自分たちの力で生きていくしかない。
この世代のアンケート結果が掲載されています。
1、いまの日本は、努力すれば報われる社会だと思いますか?
思わない 48% 思う 45%
2、いまの日本は、希望をもてる社会だと思いますか?
思わない 64% 思う 29%
3、自分の将来について
不安 64% 期待 33%
朝日新聞取材班著『ロストジェネレーション』朝日新聞社、2007年7月30日刊、1200円+税