goo blog サービス終了のお知らせ 

eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

土日は大勢で八丈島

2007-08-20 13:04:59 | 島の生活
土日は、家族とその友人など大勢で泳ぎました。

土曜日は、乙千代ヶ浜で、バーベキューも。島の知人も大勢立ち寄っていただき、20名あまりで本格的に。

日曜日は、底土の浜辺で。

八丈島も台風の余波で、うねりは高かったのですが、ほとんど快晴でした。


「人材育成」が重視する経営課題

2007-08-16 10:43:28 | 企業研修
企業は、人材育成重視にシフトしています。

2007年1,2月に実施された企業の意識調査によりますと、3年前よりも重視するようになった経営課題は、

1、「人材育成の強化」      67.9%
2、「収益の向上」         58.9%
3、「顧客満足度の向上」     55.3%

で、人材育成を重視する企業がもっとも多く、7割近くになります。

調査は、労働政策研究・研修機構が実施し、従業員100人以上の企業1,291社から回答を得た。

(日経産業新聞 2007年8月16日より)


『ロストジェネレーション』

2007-08-15 14:56:20 | 読書/新聞/映画など
本のタイトルです。ちょうど読み終わりました。

サブタイトルは、「さまよう2000万人」

25歳から35歳までの世代を、朝日新聞が取材して本にしたものです。

正社員からはじきだされたこの世代が底辺で日本をささえている。同世代の記者たちの取材には、苦しみや悩みの共感とやさしいまなざしがあります。

「共通するのは、『既存の何か』に頼らないこと、信じないこと。だからさまよい、自分だけの最適な歩み方を探し求める」「転身の繰り返しは、一部の特別な人たちの現象ではない。」

「日本社会の未来に夢が見られず、もうだめだというのが共通の認識」

「さまよっているように見える半面、組織に頼らず生きるたくましさを持っている」この世代が、中高年になっていくときの深刻な困難さとともに、記者たちは、未来の担い手の可能性も感じている。

国も、企業も、他の世代もあてにならない。自分たちの力で生きていくしかない。

この世代のアンケート結果が掲載されています。
1、いまの日本は、努力すれば報われる社会だと思いますか?
 思わない  48%    思う   45%
2、いまの日本は、希望をもてる社会だと思いますか?
 思わない  64%    思う   29%
3、自分の将来について
 不安    64%    期待   33%

朝日新聞取材班著『ロストジェネレーション』朝日新聞社、2007年7月30日刊、1200円+税


eラーニングによるコストダウン

2007-08-06 12:15:13 | eLearning
eラーニングは、その学習効果に注目されたり、あるいは、eラーニングしか実施できない学習分野などで積極的に活用されてきました。

また、コストダウンも導入の理由のひとつでした。集合研修にくらべて、4分の1から10分の1くらいまでコストをさげることができます。

600万円必要だった研修が、150万円で実施することができて、効果がいっそう大きいのなら、導入をためらう理由はないということになります。

しかし、本格的な導入がすすむにつれて、このコスト効果の意味がかわってきています。これまで単発の導入では、数百万円のコスト効果の話でした。

つまり、本格的に活用すれば、たとえば4億円の研修費を1億円にすることができるという億単位のコストダウンが課題になってきたのです。企業内の研修ニーズがますます高まっているなかで、eラーニングに切り替えれば、2億円の削減で研修を倍に拡大するということも可能になります。

eラーニングのコスト効果が、より大きな規模で注目され始めています。




宮本常一誕生100年

2007-08-04 22:52:50 | 島の生活
8月1日には、周防大島で、宮本常一生誕100年祭が開催されました。

イーラーニング・ワールドに出展していなければ、ぜひとも参加したかったのですが。

瀬戸内海にうかぶ山口県の島、周防大島に1907年8月1日に生まれた宮本常一は、15歳で島を出て、日本全国、島の隅々まで歩きつくした民俗学者です。およそ4、000日におよぶ旅をとおして、人びとの話に耳をかたむけ、10万点といわれる写真も残した。

いままた、日本の地方に生きる人たちの生活が激変しようとしています。おそらく、これからの数十年で日本史上なかったような激変がある。シャッターで閉まった商店街は、これから起きることの兆しでしかない。

参議院選挙の結果は、たぶん、地方の叫びです。

『別冊太陽 宮本常一、生誕100年記念 「忘れられた日本人」を訪ねて』平凡社、2007年8月10日、2,200円+税




橋が落ちる

2007-08-04 19:03:38 | 読書/新聞/映画など
米ミネソタ州で起きた橋の崩壊事故は、今後なにがおきるのかを示しているかもしれない。

構築よりも維持のほうがコストがかかることを、われわれは多くのことで経験しているが、道路や橋などの基本インフラでもそういえるとすると、いままでどんどん構築され老朽化するインフラの維持が、これからの社会的な大きな課題となる。

とりわけ、人口減少社会においては、維持が困難という問題も予想される。

1960年代に、ベトナム戦争で疲弊した米国で、全国にはりめぐらされた道路網の維持が困難になり、いたるところ穴だらけという時期があった。

橋の寿命は、一般的には50年から70年といわれるが、20年後には、日本の橋のほぼ半分の7万近くが50年をこえる。寿命をはるかにこえる橋もたくさんあるということだ。

橋を架け替えたり、補修したりする経済力があるのだろうか。最初に建設されたときには、あらたな経済効果などの期待も多かった。しかし、架け替えは、新しい何かをうむのではない支出だ。

ついに日本の人口の半分が、三大経済圏に集中することになった。この三大経済圏は、日本全体の人口減少のなかでも人口を維持すると予想されている。とすれば、今後減少する5,000万人は、三大経済圏以外に集中する。

人口が8,000万人となった日本では、6,500万人が三大都市圏にすみ、1,500万人が地方に住むことになるのだろうか。それに近い状況がたった数十年でおきるのであるとすれば、地方のインフラの維持は、末端から放棄されていく。

事故も多発する。

米国の事故は、米国でも、老朽化する膨大のインフラの維持に苦慮する時代を象徴している。

人口の減少にいかにたちむかうべきか。






充実したイーラーニング・ワールド

2007-08-03 20:26:30 | イーラーニングコンソーシアム
東京ビッグサイトで開催されていた3日間のeLearning World 2007 が今日で終了しました。

今回は、充実したすばらしいイベントでした。来場の方々も、しっかりした目的をもってこられており、出展各社を丹念にご覧になっておられました。終日、会場の通路やブースに人があふれ、にぎわいもすばらしかった。

実際には、昨年よりも出展会社がへり、来場者も若干の減少があったようです。

しかし、ちょうどよい規模だったのではないでしょうか。出展各社も来場者も満足がいく展示会でした。

ネットラーニングのブースは、教室スタイルで1日中たえまなくレクチャーを続けていたのですが、いつも満員になり立ち見でにぎわっており、充実していました。ネットラーニングは、最大の規模で出展したのですが、それよりも、来場者の方々がいつも多数おいでになって、会場全体に強い存在感をしめしていました。

ご来場のみなさま、ありがとうございました。


目的をもった方のご来場

2007-08-02 23:14:15 | eラーニング市場
きょうは、東京ビッグサイトで開催されているイーラーニングワールド(eLearning World 2007)の2日目でした。

今回のご来場者の特徴は、はっきり目的をもってこられている方が多いということでしょうか。

われわれ出展者の側からみますと、ただ人数が多いよりは、たいへんありがたいことです。eラーニングがしっかり定着してきたことを感じています。