eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

8年目の研修休暇

2007-06-20 12:53:49 | Netlearning,Inc.
ネットラーニングには、5年目と10年目に、それぞれ1週間、2週間のリフレッシュ休暇があります。

そのほかに、入社8年目に1週間の研修休暇。研修の課題は、かなり広く認められ、海外旅行による見聞も対象です。研修費の補助として10万円が支給される。

今回、研修休暇を取得する社員第一号が生まれました。1998年の創業のときに入社した社員です。

わたしも、この秋には、研修休暇をとろうと考えています。

なお、リフレッシュ休暇、研修休暇ともに、そのあとも5年ごとに取得できます。平均すれば、2年半に1回、どちらかの休暇をとることができることになります。


eラーニングの展望

2007-06-20 09:21:16 | eラーニング市場
eラーニングの展望を、狭い意味でeラーニング市場の展望として考えた場合、それぞれの立場によって、まったく結論がちがうことが、現在の特徴でしょう。

「eラーニングはなぜ普及しないのか?」ということを、当面の大きなテーマにしている人たちもいます。あるいは、一方で、市場のダイナミックな成長を指摘する人たちもいる。

これは、eラーニングという大きな山には、谷あり峰あり、滝も森もあるということでしょう。いろんな登り口から、それぞれ登山をはじめています。

いつのまにか森に迷い込んで道を失った人も、峰に到達して、その先の巨峰の勇姿にみとれている人もいる。

いずれにしても、いまいる場所によって、ちがう景色が見えているのです。その景色にしたがって、将来に展望を見出せないことがあっても、それはある意味では正直な結論です。

しばらくは、eラーニング市場の現状や展望について、さまざまな見解、ときには正反対の見解が主張されるでしょう。それ自身がいまの市場の多様な状況を反映するものであり、どちらの見解がただしいとか議論の対象になるものでもありません。


あたりまえのことと差別化と

2007-06-19 14:56:45 | Netlearning,Inc.
ビジネスを展開するときに、他社とどこがちがうのかということは、成功するための大きなポイントの一つです。

さいわい、ネットラーニングは、ほとんどのことで他社と大きく違っていました。

ネットラーニングは、いつも、あたりまえのことを選択し、その結果、ほとんどの他社と大きく違ってしまう。期せずして差別化が実現してしまうのです。ある意味では、それは、ネットラーニングにとってありがたいことでもありました。

しかし、いつも時代の流れは、ネットラーニングが選択した道に追いついてきます。eラーニングの主流は、ネットラーニングが主張してきたとおりになってきました。

2000年は、まだADSLがあまり普及していないダイヤルアップの時代でした。そのときから、つなぎっぱなしで学習するASP方式を導入したネットラーニングは、まったく独自の道を歩んでいたのですが、いまや、すべてネット上で展開するWeb2.0は、時代の主流になりつつあります。SaaS(サース)もそうですね。

SCORMも同じような事例です。2002年ごろ、「間違いだらけのeラーニング」という大規模なセミナーを開催して、だれもが常識と考えていたSCORMなどを正面から批判し、歴史的に忘れ去られていくものと指摘したネットラーニングは、まったく独自の存在でした。しかし、そのSCORMもほとんど忘れ去られつつあります。

あたりまえのことを主張し実践すれば、他社とまったく違うというのは、差別化としてありがたいのですが、いつのまにか、ネットラーニングの主張は世の中の常識となってきており、その面での差別化はしにくくなってきました。

IDもそうですね。最近は、ネットラーニング以外からも、ID(インストラクショナル・デザイン)の批判を聞くようになってきました。IDも、いつか、昔そんな言葉もあったねということになるでしょう。

ほとんどの人たちがあたりまえでないことを選んでいることは、eラーニングの世界にはまだまだあります。新しく参入する人たちがあたりまえに考えれば、ビジネスチャンスはいっぱいあります。




本日の日経産業新聞に記事

2007-06-19 10:09:11 | Netlearning,Inc.
ネットラーニングが7月に開講する「ファイナンシャルプランナー3級」と「証券外務員2種」のふたつの金融系の資格対策講座が紹介されています。

どちらも、受講料は、1人29,400円です。

この2つのコースウエアについて、開講前にモニター受講を募集したところ、応募がたいへん多く、強いニーズがあることを実感できました。

モニターは、コースウエアが完成した後に一般から募集しています。開講前に受講いただいたモニターの方々から、きびしいご意見や改善のポイントをご指摘いただき、コースウエアの改善にやくだてています。

このモニター制度は、品質の高いコースウエアを実現するためにネットラーニングが採用している重要な方法のひとつです。




イーラーニングコンソーシアム退会

2007-06-18 14:04:36 | Netlearning,Inc.
イーラーニング・コンソーシアムに退会とどけを郵送しました。

この組織の歴史的な役割は終わったというのが、わたしたちの判断です。

「会員であることにメリットはあるのか?」多くの会員からそのような問いをきくことが多く、われわれも、その問いに明確な回答をみつけることができません。

eラーニング市場がこれだけ大きく伸び続け、eラーニング事業への新規参入企業がめざましく増えているなかで、この団体の会員数は、この数年大幅な減少をみせてきました。これまでに退会した多くの企業は、わたしたちと同じような判断を、もっと早くされていたということでしょう。

かつて6,70名以上の参加があった月例会も、10数名ということも多くなっています。





八丈富士、6回目登山

2007-06-17 10:50:59 | 島の生活
朝、6時に家を出て、八丈富士に登りました。5合目の登山口まで、自宅から車で10分ほど。

八丈富士は、標高850メートルあまり。富士山の形をした美しい山です。山頂は二重火山になっており、火口の一周に50分ほどかかります。

雲の中にあった山頂も、登ぼるにしたがって晴れわたり、風も弱く快晴でした。

帰ってから朝食。庭の新鮮ななすときゅうりを収穫して食べました。きゅうりは、とりたての野菜の強いにおいがします。味噌汁は、海辺の貝「亀の手」です。


今年の蛍

2007-06-16 21:22:15 | 島の生活
八丈島に住むようになって4年。毎年、この季節には、蛍を見に行きます。

きょうも、午後8時ごろ、ホタル水路へ行ってきました。今年のホタルは、いままでで、一番多い。

さがしにさがして、やっとホタルが見つけられるような年もあり、次第にホタルが減っていくのかと心配したのですが、今年は、いたるところにホタル。というわけで、観光客をふくめて、家族連れなど大勢が水路にそって散策していました。

空には、満天の星。都心よりはるかに多い星が、強く輝いています。

・・・・・・・・・

きょうは、雲ひとつない快晴。三原山がふもとまで赤い夕日に照らされているのを見て、雲にさえぎられることなく海に沈むに太陽がみられるにちがいないと、南原千畳敷まで車を走らせました。

八丈小島の右側の海に沈む夕日を、じっとたたずんでながめる人々。夕焼けの雲が、帯のように流れていました。

太陽が強烈な一日でしたが、夕方の風は涼しく寒いほど。

今年の夏がもうすぐきます。


ASTD 2007 International Conference & Exposition

2007-06-15 11:48:32 | eLearning
今年のASTDに、ネットラーニングから開発部長・カスタム営業部長の2名が参加しました。以下、参加者からの報告です。

今回のASTDでは、eラーニングにおけるテーマは以下に焦点が当てられていた。
① eラーニング2.0(受講者主体)という新しいコンセプト
② Web2.0との連携
③ Knowledge Managementとeラーニングの連携
④ インフォーマルなワークプレイスにおけるeラーニングコースの学習・位置づけ
⑤ ゲームを使った効果的な研修
⑥ Pod Castingを利用したmラーニングの最新動向
⑦ その他効果的なeラーニング導入事例(動画、シミュレーションなど)

*******会議・展示会概要********
開催期間:2007年6月3日~6月6日
開催会場:米国ジョージア州アトタンタの “Georgia World Congress Center”
2007テーマ: “Unlock the knowledge”
参加者数:海外も含めて今年は約9,300名が参加。
(※参考:昨年は日本からは150名程度、韓国は380名程度参加)



ダカーポにWIWIW(ウイウイ)の記事

2007-06-14 10:43:09 | 育児休業者支援 wiwiw(ウイウイ)
ダカーポ最新号(2007.6.20)に、育児休業者の職場復帰支援wiwiwのサービスが紹介されています。

「女性が働きやすい企業とは?」という18ページにわたる特集のなかで、「ワーキングマザーを社外で支える仕組み」として、とりあげられています。66頁から67頁です。