ビジネスを展開するときに、他社とどこがちがうのかということは、成功するための大きなポイントの一つです。
さいわい、ネットラーニングは、ほとんどのことで他社と大きく違っていました。
ネットラーニングは、いつも、あたりまえのことを選択し、その結果、ほとんどの他社と大きく違ってしまう。期せずして差別化が実現してしまうのです。ある意味では、それは、ネットラーニングにとってありがたいことでもありました。
しかし、いつも時代の流れは、ネットラーニングが選択した道に追いついてきます。eラーニングの主流は、ネットラーニングが主張してきたとおりになってきました。
2000年は、まだADSLがあまり普及していないダイヤルアップの時代でした。そのときから、つなぎっぱなしで学習するASP方式を導入したネットラーニングは、まったく独自の道を歩んでいたのですが、いまや、すべてネット上で展開するWeb2.0は、時代の主流になりつつあります。SaaS(サース)もそうですね。
SCORMも同じような事例です。2002年ごろ、「間違いだらけのeラーニング」という大規模なセミナーを開催して、だれもが常識と考えていたSCORMなどを正面から批判し、歴史的に忘れ去られていくものと指摘したネットラーニングは、まったく独自の存在でした。しかし、そのSCORMもほとんど忘れ去られつつあります。
あたりまえのことを主張し実践すれば、他社とまったく違うというのは、差別化としてありがたいのですが、いつのまにか、ネットラーニングの主張は世の中の常識となってきており、その面での差別化はしにくくなってきました。
IDもそうですね。最近は、ネットラーニング以外からも、ID(インストラクショナル・デザイン)の批判を聞くようになってきました。IDも、いつか、昔そんな言葉もあったねということになるでしょう。
ほとんどの人たちがあたりまえでないことを選んでいることは、eラーニングの世界にはまだまだあります。新しく参入する人たちがあたりまえに考えれば、ビジネスチャンスはいっぱいあります。
さいわい、ネットラーニングは、ほとんどのことで他社と大きく違っていました。
ネットラーニングは、いつも、あたりまえのことを選択し、その結果、ほとんどの他社と大きく違ってしまう。期せずして差別化が実現してしまうのです。ある意味では、それは、ネットラーニングにとってありがたいことでもありました。
しかし、いつも時代の流れは、ネットラーニングが選択した道に追いついてきます。eラーニングの主流は、ネットラーニングが主張してきたとおりになってきました。
2000年は、まだADSLがあまり普及していないダイヤルアップの時代でした。そのときから、つなぎっぱなしで学習するASP方式を導入したネットラーニングは、まったく独自の道を歩んでいたのですが、いまや、すべてネット上で展開するWeb2.0は、時代の主流になりつつあります。SaaS(サース)もそうですね。
SCORMも同じような事例です。2002年ごろ、「間違いだらけのeラーニング」という大規模なセミナーを開催して、だれもが常識と考えていたSCORMなどを正面から批判し、歴史的に忘れ去られていくものと指摘したネットラーニングは、まったく独自の存在でした。しかし、そのSCORMもほとんど忘れ去られつつあります。
あたりまえのことを主張し実践すれば、他社とまったく違うというのは、差別化としてありがたいのですが、いつのまにか、ネットラーニングの主張は世の中の常識となってきており、その面での差別化はしにくくなってきました。
IDもそうですね。最近は、ネットラーニング以外からも、ID(インストラクショナル・デザイン)の批判を聞くようになってきました。IDも、いつか、昔そんな言葉もあったねということになるでしょう。
ほとんどの人たちがあたりまえでないことを選んでいることは、eラーニングの世界にはまだまだあります。新しく参入する人たちがあたりまえに考えれば、ビジネスチャンスはいっぱいあります。
eラーニングは、個別学習に特徴があるとわたしたちは考えています。これまでの教育学は基本的には教室をベースにしたものですが、個別教育・個別学習についても、教育学が確立されなければならないでしょうし、ネット教育学も発展させる必要があると思われます。
したがって、わたしたちは、ネット教育という観点を重視し、ラーニング・デザインという考え方を対置しています。
これは、eラーニングをナレッジデータベースに近いものととらえるか、教育としてとらえるかの違いも背景にあるかもしれません。
短く書くと、やや単純化するために、多少誤解がうまれる可能性もありますが、「インストラクショナル・デザイン」の「インストラクション」に対して、わたしたちは、「ラーニング・デザイン」の「ラーニング」を対置して、学ぶ側の主体性やラーニング・プロセスを重視している側面もあります。
おっしゃられていることについては理解できました。
ありがとうございます。しかし、個別学習やラーニングデザインをもってIDを批判するということには、論理的に違和感があることも確かです。
ただ、最も大きな点としては、ID自体がメジャーなものではなく、教育というマイナーな分野のさらにマイナーな位置にあるものだと思いますので、批判やら賛成やらをしても、一般消費者には伝わらないのではないかと思っています。要するに、単なる派閥争いのような気がしています。
ネットラーニング様には、そういった小さな視点ではない視点を個人的に期待しています