「中国が米国債を売る日」は確実に近づいている。ーーきょうの日経新聞の記事の最後のことばです。
中国の米国債保有額が日本を抜いて世界一になったのは3年前の2008年9月末。つまり、リーマン・ショックの直後です。
それから3年ほどの間に中国の外貨準備高は3兆2000億ドル(6月末)に膨れあがりました。1.8倍になったのです。
中国は、外貨準備の7割近くを米国債などドル資産で運用しています。
ドル安になれば、当然米国債の価値は失われます。120円で1ドルだった時期に購入した米国債を、80円で1ドルになって売却すれば、円にもどせば価値は3分の2に減っています。
だから、中国政府は、米国債をふやしつづけてきたことをネットではげしく国民から批判されているのです。しかし、中国につぐ米国債をかかえつづける日本では、国民からの批判のこえは弱い。
米国債を手放すタイミングも、日本はおくれそうです。あるいは、米国とともに沈むと覚悟をきめているような選択をしています。
中国の米国債保有額が日本を抜いて世界一になったのは3年前の2008年9月末。つまり、リーマン・ショックの直後です。
それから3年ほどの間に中国の外貨準備高は3兆2000億ドル(6月末)に膨れあがりました。1.8倍になったのです。
中国は、外貨準備の7割近くを米国債などドル資産で運用しています。
ドル安になれば、当然米国債の価値は失われます。120円で1ドルだった時期に購入した米国債を、80円で1ドルになって売却すれば、円にもどせば価値は3分の2に減っています。
だから、中国政府は、米国債をふやしつづけてきたことをネットではげしく国民から批判されているのです。しかし、中国につぐ米国債をかかえつづける日本では、国民からの批判のこえは弱い。
米国債を手放すタイミングも、日本はおくれそうです。あるいは、米国とともに沈むと覚悟をきめているような選択をしています。