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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

紙の教科書が消える

2009-07-17 20:50:19 | 読書/新聞/映画など
創立263年のアメリカの名門プリンストン大学で、この秋から、紙の教科書が消えるという。

かわりに、電子書籍端末「キンドル DX」が配られる。

「キンドル DX」には、最大3500冊分の書籍を保存できる。アマゾンが、ネット配信する書籍は、すでに約30万冊にのぼっています。

そういえば、10年ほど前に、文科省の元教科書担当者、教科書会社の部長などとシンポジウムで、教科書のデジタル化について、300名ほどの聴衆のまえで議論をしたことがあります。文科省の担当者は、将来にわたって紙の教科書がデジタルになることはないという考えでした。教科書会社の方は、10年以上たてば、ありうるというご意見でした。わたしは、ネット上のデジタル化を予想しました。コーディネータは、坂元先生でした。

教科書がネット上でデジタル化されるなら、最新の情報を駆使することもできます。学習者に対して、双方向・個別化の機能をもつなら、eラーニングそのものにもなっていきそうです。教科書や先生の役割にも、あるいは、学校の教育にも大転換がうまれるでしょう。