eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

八丈島産業祭

2007-03-18 21:27:53 | 島の生活
毎年楽しみにしている八丈島産業祭にでかけました。

会場の駐車場がいっぱいになるので、自宅から30分ほどかけて歩いていきました。

溶岩をうすく四方形に切ったバーベキュープレートなどは、ほしかったのですが、歩きだったのであきらめました。来年こそは買いたいと思うものは、ほかにも獲れたてのカツオなど。1本2,000円です。

いつもは、無料で配られる苗木も楽しみにしています。

これまた無料でいただいた、飛魚のうろこに着色して花をあしらったしおりが、すばらしくよい。

八丈島検定、会場でくばられた3問は、全問正解でした。


量と質を考える

2007-03-18 20:56:54 | 読書/新聞/映画など
量の拡大が質に転化する。

ビジネスにおける、量と質の問題を考えるときに、鉄道における単線と複線を例に考えてみることがあります。

単線の鉄道を、新たな投資によって複線にするときに、いったい何がかわるのか。

たぶん、追加投資は、それまでの投資の倍にはなりません。駅などは、あまり拡充が必要ではない。

では、投資効果は、倍なのだろうか。

おそらく、単線と複線では、走らせることができる列車の数がまったく違う。行き違いながらダイヤを組まざるを得ない単線にくらべて、複線は、それぞれの線をいきと帰りの専用につかうので、何倍も列車を走らせることができる。そのうえ、単線では大きな問題である正面衝突の可能性をなくすことができる。

投資効果は倍以上であり、かつ、事故に対する危険性も質をかえるのです。

線路が1本から2本にかわるだけなのに、様変わりするのだ。

わが社の設備投資にも、時期によって、そのような局面があります。

量から質への転換、量と質の弁証法的な発展は、ヘーゲル哲学から学んだ核心のひとつといえます。


2月の来島者2,400人増のなぞ

2007-03-18 16:53:34 | 島の生活
2月の八丈島への来島者は、昨年より2,400人以上も増えています。

昨年の2月は、+1万人運動に力がはいり、前の年より1,000人以上も来島者がふえました。それをさらに2,000人以上も上まわっている。

もちろん、この珍現象に理由があります。

八丈島空港に大島経由の羽田からの飛行機が到着すると、迎えの人たちは閑散としているのに、満席の乗客がはきだされてくる。かれらのほとんどは、そのままぞろぞろと待合室へむかう。なんと、そのまま次の羽田行きに搭乗するのです。

なぜ?

かれらの会話をきいているとなぞが解けます。多数の乗客が、2月・3月の搭乗回数をかせごうとしているらしい。

なぜだろうと、全日空のホームページを調べると、理由がわかりました。この2か月の搭乗回数によって、来年4月から「プラチナ」や「ダイヤモンド」のサービスをうけることができるのです。あまり運賃をかけない手っ取り早い回数かせぎは、大島乗り継ぎ便で八丈島へ往復することなのです。

実際に八丈島空港で観察していると、大島経由便にかぎらず、羽田・八丈島を折り返し往復している人たちも少なくない。

そのおかげで、この間のチケットはかなりとりにくい。

ところで、八丈島としては、かれらをどういかすべきか。単純に折り返し便にのるのではなく、1便できて夕方まで島内を楽しんでもらいたいものです。いい温泉もある。1泊してもらえれば、もっとよい。