センチュリー，グロバリー・ゼーション，ずれーション・ギャップ

　(1）たとえば、後世に向かって、「おい。おれ、見たんだぜ。」って、言え
るミュージシャン２組（グループとソリスト）。
　「ビートルズ」と「マイケル・ジャクソン」。　音楽にとどまらず、世紀的、
世界的な社会現象として、世界に多くの影響を与え続けて「いる」存在。

　ビートルズは、オリジナルの「楽曲」と「ヴォイス」で、　Ｍ．ジャクソン
は「パフォーマー」として、社会現象として、カリスマ性で世界に存在を示
している唯一無二のミュージシャン。

　（エルビス・プレスリーも活動時期が異なるマスコミュニーケーションの
時代だったら、どうかな。でもアメリカン・ヒーローでよかったんじゃない
か。）

　共に、今は「存在」しない。

　「音楽」神話から解き放たれた時に、ぼくらから、手の届かない無限軌道
に行ってしまっていた。だれのせいでもない孤独。を救ってやりたかった。



　(2)梅雨の季節。蒸し暑さ、雨は「米（コメ）」の生育に欠かせない必須
条件。この季節がないと、いいコメ育たない。(と言って、現代の技術開発
すごいよ。梅雨のない北海道のコメ、低価格もあり評判）

　近年はカラ梅雨で、夏に向けて水不足も心配されているが、今年はこれ
でも降るときはしっかり降っていて、今のところ水不足の心配はない（気象
庁発表）。

　今年の梅雨シーズン。ゴム製の長靴、特に若い人履いてる。長靴という
と、昔はインフラの整備も不十分で、雨の日はよく履いた。漁師も履く、
ズン胴、丈短かだった。

　今、インフラ整備された街で、雨の日はブーツのように細身、膝下までの
長靴。これが昔と同じゴム製で、デザインだけはカラフルで、この時代だか
ら、ちょっと変わった消費・購買意欲をかきたてる思いきった発想が、新鮮
に伝わった。

　この時代だから、購買意欲駆り立てるもの、なんでもやろう。そういう時
代。インフラ整備されたところで見かけるゴムの長靴、完全に浮いている
けど、履いてくれる感覚大切にしよう。

　ただ、ファッションとしても、街のインフラに奇妙でもモザイクのように
フィットしていないし、ちょっと、「ズレ」てるんじゃないか。感覚。
　雨の日に長靴履いて勝手なんだけど、バックグラウンドに「ズレ」感覚が
見える。
　雇用、年金、環境と同じ、「ズレ」が元に埋まらない、インフラに浮いた
違和感、変。