いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

宇宙基準のあたらしい価値

2009-07-03 20:06:14 | 日記
 15年前までは、家の風呂の窓から「月」が正面に見えた。地球の
一番近い惑星で、夜空に切り絵のように黄金色に浮かんでいるのを
見ると、四季それぞれに表情(くっきり、すっきり、おぼろ)があって、
ふっと、なぜか目がいく。

 丁度この頃、財津和夫さんがアコースティック・バージョンで「プライ
ベート・ムーン」というアルバムを発表することになり、風呂の窓から
月を眺めながら、あれこれと、財津サウンドのつくりだす月を思い浮か
べては、それを楽しんでいた。月と会話してた。

 周りに家が建っていって、そのうち、風呂の窓から月は見えなくなっ
た。

 日本が打ち上げた月探査衛星の「かぐや」が、月の表面の鮮明な
映像(見ることもできない月の裏の映像も)を送ってきて、今年6月に
月に還っていった。計算どおりの着地点。

 「かぐや」で機能したシステム、技術の評価は高く、今後のデータ
分析による月の解析、機能した技術の宇宙開発への活用に期待も
大きい。

 米国のスペース・シャトル計画で、宇宙実験施設に若田さんが長期
滞在中。宇宙空間でしか出来ない(宇宙空間で出来る)実験、マテリ
ィアル(物質)製造と、その研究、探究の結果、成果の「公開」とと
もに、今後の地球環境への「活用」が待たれる。

 そのディテールが、地球の社会構造に画期的なあたらしい「価値」
と進歩を創造し、地球と宇宙とのあたらしい関係、時代を構築して
いくのが楽しみだ。情報公開が待たれる。

 

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