支持率17%だったので、そうなったのか。2代続いて国民の審判を受け
ることなく政権をたらい回し、昨年9月末に解散総選挙用として発足した首
相、内閣が、その後、経済再建優先の名目で国民の審判を回避し続けて、
ようやく今年7月21日に国会を解散し、規定上の最長の40日間を置いて、
8月30日に国民の審判を受ける。
こんな政情の中の国会解散にあたって、支持率17%の首相が国民に
どういう「責任のとり方」を「発信」するのか注目。
この首相は国会解散の日、自党の議員を前にして、「涙ながら」に、国政
の混乱を詫び、その後の国民に向けての会見では「国民への不信を招き、
自党への信頼を損なった」ことにお詫びした。
続けて、「『これから』、経済回復、安心社会への回復が『できなければ』、
その時は責任をとる」と言う。「ここまで」の政治不信、混乱に対する国民へ
の「責任」のとり方、あり方が皆無の無味な言葉の中、「これから」のことに
言及する厚顔ぶりにはおどろいた。今更、こんなのにおどろくこともないの
だが、おどろいた。
支持率17%の国民に、今更、言う言葉など持ち得なかったのだろう。
支持率17%の首相として、すでにその資質に失格を示された当事者が、
この期に及んで「これができなければ責任をとる」とは。
今までの政治の混乱の責任には、自虐的に型どおり詫びてみせて、こ
れからやることに責任をとるというパラドックス(逆説)。
態度だけでも毅然としてほしいと思うけど、仮に「涙ながら」に詫びるのな
ら、それは国民に対してではなかったのか。
国民に支持されない首相の「限界」を、ただ見せられた、本人と自党のた
めの国政混乱ステージ。
これから国会閉会中の40日もの間、この国と国民の安全、安心をこの首
相にまかせておいていいのか、「誰」もが心配だろう。
メディアもメディア。こういう首相の「責任感」について、核心のある見識を
ストレートに発信しきれてこない。メディアも、政治の混迷色に染められて、
相当色あせてきている。
目を開けて、視界をひらけ。国民のためだ。
ることなく政権をたらい回し、昨年9月末に解散総選挙用として発足した首
相、内閣が、その後、経済再建優先の名目で国民の審判を回避し続けて、
ようやく今年7月21日に国会を解散し、規定上の最長の40日間を置いて、
8月30日に国民の審判を受ける。
こんな政情の中の国会解散にあたって、支持率17%の首相が国民に
どういう「責任のとり方」を「発信」するのか注目。
この首相は国会解散の日、自党の議員を前にして、「涙ながら」に、国政
の混乱を詫び、その後の国民に向けての会見では「国民への不信を招き、
自党への信頼を損なった」ことにお詫びした。
続けて、「『これから』、経済回復、安心社会への回復が『できなければ』、
その時は責任をとる」と言う。「ここまで」の政治不信、混乱に対する国民へ
の「責任」のとり方、あり方が皆無の無味な言葉の中、「これから」のことに
言及する厚顔ぶりにはおどろいた。今更、こんなのにおどろくこともないの
だが、おどろいた。
支持率17%の国民に、今更、言う言葉など持ち得なかったのだろう。
支持率17%の首相として、すでにその資質に失格を示された当事者が、
この期に及んで「これができなければ責任をとる」とは。
今までの政治の混乱の責任には、自虐的に型どおり詫びてみせて、こ
れからやることに責任をとるというパラドックス(逆説)。
態度だけでも毅然としてほしいと思うけど、仮に「涙ながら」に詫びるのな
ら、それは国民に対してではなかったのか。
国民に支持されない首相の「限界」を、ただ見せられた、本人と自党のた
めの国政混乱ステージ。
これから国会閉会中の40日もの間、この国と国民の安全、安心をこの首
相にまかせておいていいのか、「誰」もが心配だろう。
メディアもメディア。こういう首相の「責任感」について、核心のある見識を
ストレートに発信しきれてこない。メディアも、政治の混迷色に染められて、
相当色あせてきている。
目を開けて、視界をひらけ。国民のためだ。