映画の豆

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「僕と幽霊が家族になった件」

2023年08月11日 | コメディ

台湾その他一部地域の古い風習で、
未婚のまま亡くなった子供の結婚相手を
探すために、親が赤い封筒を道に置く風習、冥婚を描いたコメディ。

古い価値観を持つ刑事の主人公は、
道端で赤い封筒を拾ったことから、
ゲイ男性の夫に選ばれる。
しかもそのゲイ男性の幽霊が現れて…というあらすじ。

注意点としては
序盤の主人公のゲイフォビアが結構深刻です。
(一応周囲から都度非難はされている)
あと所々ゲイとオネェ系の混同が見られる。
全裸ネタが多め。

ラストまでばれ

何もかもカスの鬼畜メガネのせいなのでは?
(彼たぶん髭ガチムチとの倫理を欠いた性愛が好みで、
マオマオみたいな優等生っぽい細身のアイドル系はタイプじゃなかったのでは…?)
主人公は最初の印象は最悪なんですけど
だんだん盛り返してきて、最後には好印象だった。
性の対象ではないかもだけど、主人公とマオマオ、お似合いだったな。

男女恋愛ものでも思うんですけど、
友情よりも恋愛が上、
それどころか誠実な友情よりも、
カス相手の不誠実な性愛のほうが上!大事!ドラマティック!
っていう価値観が世界的なのは不思議なことです。

女性キャラクターに関する皮肉っぽい展開は結構好きかも。

どうでもいいことだが主人公の見ていたポルノサイトの女の子が
日本語で喋ってたのが気になった。
日本語話者ではないように聞こえたけど、日本女性の方が再生数を稼げるんだろうか。
(最後にまたポルノかって思わせる引っ掛けの演出はよかった。ホンワカ)



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