監督ポール・フェイグ
脚本ジェシカ・シャーザー
原作ダーシー・ベル
「ゴースト・バスターズ」のリブートを手掛けられた
ポール・フェイグ監督のサスペンス。
シングルマザーのステファニーは、子供同士が意気投合したのをきっかけに
ファッション業界の一線で働くエミリーと友達になる。
豪邸に住み、ハンサムでセクシーな小説家の夫を持つエミリーは
性格も奔放な非凡な女性。
かたや手作りが好きで親切なステファニーは
都合よくエミリーに使われていると周囲から見られていた。
ある日、エミリーに頼まれて彼女の息子を家で預かったステファニーだが
翌日になっても彼女からの連絡はなく、
警察は失踪事件として彼女の行方を追うが…というあらすじ。
エミリーのファッションがすごくて、
そうか、今のアメリカだとこういう格好がセンスあるのか…
という感じです。
たぶんステファニーのほうは芋…主婦…安物…って意図の
お洋服なんでしょうけど、私にはお洒落な衣裳に見えました…。
(ちょっと粒粒の衣裳は、集合恐怖症って思いましたけども)
ハンサムでセクシーな夫のひとは、
「レイジーリッチ」のハンサムでセクシーな夫だったひとですね。
サスペンスなのでどの辺まで書いていいか難しいですが、
火花散らす2人の駆け引きが、
「探偵 スルース」(1972年)女性版だなと思いました!
ラストばれ
平凡で善良で優しい母親のステファニーが
一方的にエミリーの犠牲に…って序盤では思わせるんですけど、
どんどん様相が変わってきて、色々伯仲してきて
ボクシングを観戦してるみたいでした。
強敵で、絶対友情とかは生まれないんだけど、
でも互いに何となく認め合っているというか
憎からず思ってる感じがBのLでした。
子供への愛情はどっちも不変なんですよね。