製作がフランスの会社なので、めっちゃフランステイストです。
あまりクリストフ・ガンズ監督らしさはない。
「青髭」と「秘密の花園」と「進撃の巨人」を適当に足した感じ…。
植物に浸食された廃城の美術は良かった。
ベルの父親の持つ商船が沈没して没落したうえ、
長男が博打か何かで多額の借金をこしらえるのですが、
なんだかそのパートがやたら長い。
金銭トラブルはどちらか片方でよくないか。
内容ばれ
なんと野獣がバツイチです。
贅沢をいうならもう少し、あと20歳ほど若い人が良かった。
ヴァンサン・カッセル47歳やないですか。
いや、胸毛は大変ご立派ですよ…でも…。
あと野獣とベルがどこで惹かれあったのか全然わからない。
そして自分の過失で(忠告無視系)前妻を手にかけたにもかかわらず
ベルに「俺を愛してくれるか?」と問うのは
随分ムシがいい話だなおい…と思わざるを得ない。
そこは頭を丸めて仏門に入るところではないのか。
フランスの森の神は優しいんだな。
ところで、庭をウロウロしていた巨人の皆さんは
王子のお友達だと思うんですが、
あの方たちは別になにも悪いことしてないんですけど
最後どうなったんでしょう。