格安スマホを自分は2台(①priori2=9800円、②Huawei G620s=9800円)とタブレット(③MediapadT11 7.0LTE=2880円)を1台所有しています。そして、毎月の定額の通信費は①0円(②のテザリング)、②1350円(楽天ベーシックコースの音声SIMつき)、③540円(楽天ベーシックコースのデータ通信のみ)であり、これに臨時の電話料金=ブラステルの050IP電話料金=毎月400円程度(固定電話宛て3分8円で2時間半、携帯電話宛て1分11円で36分)を加えて、合計が2300円程度です。
2台のスマホを使っているのは、ブラステルやスマトークといった050のIP電話を使って経費節減を図っていることがその主たる理由です。具体にどういうことかと説明させていただくと、自分の経験上では、ブラステル、スマトーク、NTTの050プラスなどの局番050から始まるIP電話というものは、普通の音声SIMの局番090から始まる電話番号と比べて、格段に着信能力が劣るので、着信できるかどうかの動作確認が常に必要であるからです。つまり、日々、確実に050IP電話が確実に着信できるように、スマホの点検・整備をしないといけないということです。そうしないと、050で電話をかけた場合に、もし通話相手が電話に出なかったら着信履歴が残るので、それでもって自分宛に電話をかけられても、着信に失敗する事が多いからなのです。
経費節減とはいっても、こういうようなスマホの点検・整備が煩わしいのであるならば、楽天電話を契約すればいいのですが、そうすれば月々1時間程度電話すると1200円必要になります。そうすると、上記の400円と比して、毎月800円お高くつきますので、年間9600円多くかかります。
こんなこと、たいした金額じゃない・・・いいんじゃない?と簡単に却下して、便利で快適なのがスマホなんだから・・・と、どんどん格安スマホで電話を使い放題にしていると、当然、経費節減=「ちりも積もれば山となる」という格言はとても成就しそうにございません。何のために格安スマホを購入したのか?まったく意味がなくなってしまいます。結構お金が嵩みます。話が飛躍して標題の格安スマホからは逸脱しますが、お金に余裕があって兎に角便利なのが最優先ということでしたら、迷わずdocomo、softbank、auのスマホで、毎月1万円程度支払って電話をかけ放題にすればいいでしょう。ただし、一般的には総理大臣が総務省に指示したように格安スマホやライトユーザー向けのコースを選択すべきであり、従来の旧態依然たるキャリア中心の割高な契約は見直しが必要でしょう。年金生活者の場合は、比較的時間に余裕があり、いろいろと工夫しながら電話料金を節約することが可能な場合が多いでしょうから、できたら以下のようなIP電話の留意点を確認していただけたら幸いです・・・と、家族や身近な知人、隣人にお奨めしております。
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①050のIP電話は、正式にスマホメーカーとSIMを発行しているMVNO会社が双方とも動作確認の取れているものを使うこと。たとえばPriori2などは着信に問題が無く、音質が悪いですが何とか使うことは可能です。
②スマホの省電力設定が外せない機種は、IP電話を着信に使うのはほぼ無理ですから発信専用として使います。(※Huaweiの上記2機種=G620s、MediapadT11 7.0LTE)
③090で始まる音声SIMの契約は必ず1回線確保するべきです。なぜならば、こちらからかけた電話の着信という意味ではなくて、先方さんの電話帳に登録していただくための電話番号がなければ、LINEに登録してもらえませんし、SMSでの連絡もできません。また、110、119などの緊急連絡も出来ませんので、これは必須です。
④IP電話は、着信設定としてプッシュサーバーを起動するように設定しておきます。ブラステル、スマトーク、050PLUSはこれに対応しています。
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