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大手キャリア系格安スマホとMVNOの違いは?

2017-12-30 06:51:54 | スマホ

謹賀新年 あけまして おめでとう ございます。

大手キャリアの格安スマホの特長と悪いところ 

昨年度末は、格安スマホの業界では、MVNOが伸び悩み、大手キャリアの傘下にあるUQモバイルやYモバイルが業績を伸ばしましたが、理由として考えられることは、まず第一に、「寄らば大樹の陰」という意味で大手キャリア傘下では倒産の心配がないことです。そして、実店舗を全国津々浦々に展開してサポート体制が万全で安心だからです。逆に、MVNOの業界は、昨年度のぷららモバイルやFreetelなどのあいつぐ撤退に象徴されるように、経営困難に陥り、買収される企業が今後多くなっていくことが予想されるとの一部報道が、まことしやかに広がっている状況であることです。

 ただし、こういった報道や印象操作を鵜呑みにしてはいけないです。Freetelが楽天に買収されたといっても、SIM事業はそのまま引き継がれているし、機種にしても、なるほど民事再生法を申請中なので故障しても取り替えることが出来ない状態ですが、楽天ではFreetelユーザー全員にアンケートをとった後、無料で乗り換えられるキャンペーンを展開し、機種にしても非常に安価に入手できますから、殆ど旧Freetelユーザーが困る様な事態は起こっておらないからです。これは、実際、知人や娘がFreetelユーザーなのでしっかりと確認しているところです。

 第ニに、大手は通信速度が常に速く繋がり易く安定していて、電話の品質も良く、特にY社は10分間使い放題が電話の利用が多いユーザーにとってはありがたい特長です・・・という宣伝が行き渡っていることです。でも、実際は、DMM、OCNも言うほど速度が遅いわけじゃなくて普通に使えるし、電話10分間使い放題で月額850円で契約できますので、大手とそうでない企業の宣伝力の差だけで印象操作されてはけないと思います。MVNOも同等のことが、より安価で実現できているのです。

 第三に、学割や家族割などに該当する人は、上手に活用すれば非常に通信費が節約できることが特長であると宣伝されていることです。でも、自分はiijと契約していたことがありますが、月額700円でもう1枚のSIMが契約出来て家族とシェアできますから非常にお得です。実際、家にWIFIがあるので、容量を分けあっても使いすぎて支障が出る・・・なんてことは全然なかったので、2枚分を独立して契約するよりも断然お得です。auの家族割で家族間が電話使い放題なんて特典にしても、今時Lineがあるので、それで無料電話使い放題出来ますから、特にそれがどうした?ということで何のメリットもありません。これらの諸点にしても、三大キャリアの宣伝力の差が一般民衆に効いているだけで、実際はMVNOとの差は殆ど無きに等しいのです。

悪い点は、キャンペーンを常に展開していて、うまく活用すれば随分お買い得なのですが、契約条件が非常に複雑でわかりにくいことから、よく理解できずに契約してしまうとあとから自分のニーズに合わないことに気づいて解約しようとしても多額の違約金が発生することになるので、よく注意する必要があることです。たとえば、auのタブレットdプランで機種代無料で契約できるというものがクセモノです。よく理解できないままに一人ぐらしで高齢者の義姉が契約しましたが、3年縛りで月額2000円を支払いつづけないといけないことがあとで気がついて、かなりショックだったようです。この契約は、連れ合いや子供が外出先でタブレットを良く使う場合は、なるほど機種代金0円で2000円ポッキリで契約できるので、たいへん重宝しますが、1人用としてスマホとタブレットを同時に外出先で頻繁に使うようなことは高齢の義姉の場合に限って絶対に無いのです。

いわゆるMVNOの特長と悪いところ

一方、純粋なMVNOの場合、第一の特長は、大手と類似の機種と通信費込みの2年縛りのコースは存在しますが、違約金が2年目以降発生しません。Simだけならば、いつ辞めても違約金無しの場合もありますから、これって、Mvnoの最大のメリットであって、大手では、いつやめても良いコースはあるにはあるが、高額になりますので、ほとんど誰も契約することはないでしょう。

第二の特長は、サービス内容は措くとして、とにかく価格が安いコースが多く取り揃えられていることです。楽天の音声Simベーシックコースなんて低速の200Kb/sしかありませんが、電話の待受専用、Lineやメール、検索程度に用途を絞ればネット使い放題で1250円は重宝です。こんな安い大手は無いです。家で固定回線を契約しなくても、PCにテザリングして、このGooブログも投稿できるのですから、使い勝手は贅沢を言わなければ十分です。そりゃあ、Youtube視聴や投稿、3Dゲームのヘビーユーザー等ならば、ギガバイト級の固定回線と大手キャリアの高速回線でないとちょっと無理なのでしょうが、特に、そういったハードウェアに対する要求水準が高くなくて、ごく普通のネット活用程度ならばMVNOでも十分でしょう。

悪いところは、貧弱なサポート体制だとネット上ではさかんに報道されています。格安だから仕方がないとも書かれています。ですが、実際、楽天に解約の電話をすると、随分またされはしましたが即受け付けてくれて、丁寧な対応でした。また、OCNモバイルでは、HuaweiのG620sで050PLUSの着信がうまく行くのかどうかを質問すると、省電力設定から外して着信できるように設定したらいいが、ちょっと機種によっては難しいこともあるとくわしく説明してくれましたし、0570の電話料金がどうなっているのかときくと料金について電話の最初にいくらかかるかアナウンスされると返答されました。0120は無料でつながるのかといった質問には、そのとおりですと明確に答えてくれました。DMMには、メールで料金の日割り計算について質問したら、これも即くわしく返事がありました。電話がつながらないとか、つながっても通りいっぺんで形式的で、「安かろうサービスが悪かろう」でダメだコリャ・・・といった文言を盛んに悪宣伝されているようですが、実際はそうでもないな・・・と個人的には感じています。
 

 

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