趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

職場の私物PCの再利用

2018-11-27 23:21:18 | 機器について

 某ボランティア団体から電話があり、お辞めになった某氏が私物のWINDOWS7のPCを置いて退出されたので、その修繕や廃棄も含めた今後の取り扱い方について私に任せるということでした。従来から事務所のPCやプリンタ等の機器については2台ずつあり、業務はこれでこなせていましたが、自分持ちのPCを事務所に持ち込んだ方が便利だということから某氏は過去5年間そうしてきた経過があるのですが、退職後も引き続き寄贈して事務所で活用してほしいとのことでした。

 しかしながら実際問題、事務所で古いPCを譲り受けても、活用ができるように簡単に整備出来るのかというと、それは無理っぽいです。というのは、このPCはWindowds7システムのバックアップファイルが10GB以上も溜まっていて削除が難しいことと、最近1年間のwindows7の更新が全然出来ておらず、セキュリティ上の脆弱性というか穴が非常に多いのです。それで、以前からゴミファイルを一気に削除したり、システムの更新をしようと試みていたのですが、溜まりすぎていて予想通り、ほとんど失敗でした。ウィルスバスターが既に数年前に期限切れであり、Windows Defenderも2016年から無効になっていてセキュリティが無防備になっている状態であり、そのため最近無料版のKingsoft internet securityを入れましたがトロイの木馬が毎日多数検出されて駆除している状態です。まあ、無料版ですから苦情はいえませんが・・・。このままでは、とても仕事用に使うことはできません。家に持ち帰って安全に使うのであれば、やはり有料版のカスペルスキーなどの優秀なセキュリティソフトを購入して複数台にインストールしないといけませんが、先立つもの=費用がかかりすぎるため躊躇しています。いっそのこと初期化してUBUNTU18を入れようかと思案中です。

 そういうわけで、そう簡単には修理できないのですが、Windows7は公式には2020年1月14日迄Microsoft社のサポート期間があります。なので、それまでに、出来ることならば活用できるように修復していこうとも考えております。

 それで、今後の考え方として、3つ挙げてみました。

第一案・・・わたしが自宅に持ち帰って、PCボランティアとしての研究用にwindows7のサポートの切れる期限までは活用する。つまり、その活用内容というのは、自分は、最近、高齢者のPCトラブルを改善・修理するための相談業務が増えていますので、そのための格好の研究材料として、敢えて古くてトラブルのあるPCを家に持ち帰って修復の仕方を研究する・・・といった活用方法があるのです。デメリットは、ただでさえも多すぎるPCやプリンターなどの古道具がどんどん溜まって、自宅の居住空間がくつろぎの場じゃなくて、まったくの事務所然となってくることです。(笑)

第二案・・・事務所でwindows7のサポート終了まで保管し、その後解体・破砕して燃えないゴミとして捨てる。デメリットは、破砕する場合に怪我しないように細心の注意を心がけないといけないことです。

第三案・・・某氏に家に持って帰ってもらう。デメリットは、上述のように、私物のPCやプリンタを会社の仕事用に十二分に活用してもらったのに、その点を評価せずに辞めたら即持ち帰って下さいと言われても困る・・・といったような若干感情的な受け止め方を某氏にされてしまうと、これは、自分としてはPC担当者として上述のようなセキュリティ上の問題が解決できない点等を縷々丁寧に説明しないといけないことになります。また、会社として私物PCを持ち込んで業務を行って欲しいと某氏に依頼したわけでも無いので、その点ははっきりしておく必要があります。ただし、説明が専門的な分野に及んでしまうので某氏には理解困難かもしれないし、また一応理解されたとしても納得して持って帰ってもらえるのかどうかは自信がありません。なので、いろいろ考えると、この案は好ましくないことかな?とも思いました。

それで結論ですが、今日は事務所に出勤の日になっていましたから、事務局長とゆっくり相談いたしました。

 その結果、第三案は避けたい選択だということになり、事務局長は、第二案を推奨しました。わたしは、それはいい選択かも知れないが、デメリットとしては、ほとんど利用価値の無いPCとまではいえなくて最悪UBUNTU18を入れれば再利用は可能であるため、勿体無いと考えました。結論は、第一案です。

 最後に・・・今後とも、事務所内で情報機器関係の管理・運営に関しては、できる範囲で今しばらくは自分の担当として、頑張りたいと思いました。

 

 

 

コメント
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