少し長い前置き・・・・趣味の電脳が主題ですが・・・
某ボランティア団体の広報部員ですが、編集会議では原稿に誤字脱字や誤った表現があれば、適切に校正しています。
校正前・・・バス旅行の帰りに道の駅に立ち寄ったので、皆さん、お土産や新鮮な野菜などお買い物をお楽しみいただきました。一日楽しい旅を企画された役員の方々には本当に感謝いたします。
校正後・・・バス旅行の帰りに道の駅に立ち寄ったので、皆さん、土産物や新鮮な野菜など買い物を楽しみました。一日楽しい旅を企画した役員の方に感謝します。
別段誤りの箇所は無いのですが、ただ、ボランティア仲間が旅行を楽しんだ紀行文にしては、若干敬語が多すぎる感じです。読み方にもよりますが、このバス旅行はボランティア団体の仲間同士の慰安旅行なのに、何故かお互いにバス旅行の大事なお客様扱いで大変気を遣っておもてなししているような錯覚に陥るような変な表現になっているようにも受け取れます。
なぜこんなことになっているのか?というと、この団体は本部事務局のプロフェッショナル職員と支部のボランティア組織の二重構造になっている地域社会福祉全般を業務とするNPO法人だからです。
事務局のプロの職員は、無償ボランティアのことを日頃から大変お世話になっているので「ボランティアさん」と敬意を表して呼んでいますし、年末の会議のあとには懇親会などを開いて礼を尽くしています。まあ、そういった長年の習慣が、ボランティア諸氏の仲間同士の言葉遣いにも少なからず影響しているものとも考えられます。
それで、ボランティア同士でも無意識に「さん」付けや「お」「された」などとしゃべり言葉では使うことがあるのですが、広報紙は書き言葉ですから、特に必要ないのかな?ということで敬称略にしたわけです。
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高齢者向けの自称「パソコンの修理ボランティア」を務めて気づいたこと
上記の広報誌の旅行記事とは中身的に全然関係がないのですが、ほぼ個人負担で膨大な手間と時間をかけてやっているようなボランティア活動については、一般住民はそれなりの感謝の気持は持って欲しいものです。
一方、プロフェッショナルは、料金をとっているのですから確実に限られた時間内に成果を上げないといけません。ここが、プロとボランティアとの大きな違いです。でも、このあたりを、なぜか受益者である一般住民は勘違いされている向きもあります。やってもらって当然みたいな意識です。
たとえば、最近のブログにも書きましたが、某氏の調子の悪いパソコンの修理の件です。
具体にどういうことかというと、某氏のWindows7機種のパソコントラブルは、不要なアプリがメモリを圧迫してフリーズ寸前であったのですが、この場合バックグラウンドでメモリを一番ひどく圧迫しているプリインストールのセキュリティソフト=Microsft Defenderと同じく同種のセキュリティソフト=マカフィーのいずれかを削除したらいいのではないかと助言したのです。まあ、セキュリティソフトが二重にインストールされている状態なので競合するから、これを改善してメモリを空けるためにということで助言したのですが・・・。
アプリどうしの競合というような専門的なことは、某氏にはとても理解できないのか強く反発されて、せっかくお金を払って導入しているマカフィーと、親切にはじめからmicrosoft社がインストールしてくれて、二重にウィルスガードしてくれているのに、それを外せというのは、絶対におかしい。もったいないからやめてほしい・・・と言われたのです。
そういう風に、ボランティアの助言を聞かないということであれば、何をか言わんや・・・ということで、しばし呆然としました。
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それで、それ以外の不要アプリをご自分で削除してくださいと助言しました。これは、うまく行ったようで、少しシステムが軽くなったように後日お聞きしました。多少、気分をよくしておられたことから、先日の件で、マカフイーやDefenderを削除するんじゃなくて、Windows起動時に同時に起動しないように処置しますから・・・ということを申し上げたところ、やっと了解されました。
まあ、こういうように、十分に丁寧に、できることからボチボチ始めて、少しうまくいったら次の段階に修繕を進めていけば、ボランティア活動がスムーズに展開するんだなと思いました。
なにかの参考になれば幸いです。