標題のとおり、最近の楽天モバイルのバーシックプランは、ダウンロード速度が200Kb/s以上常にキープしています。下図は、3.30の15:30ごろです。アップロードも400Kb/s出ていますから、お昼の12時〜13時と18時〜19時を除いては大体こんな速度が多いです。そういうわけで、Youtubeの視聴に関しては、画質を144に設定すれば、だいたい途切れずに再生できます。また、テザリングにしても、BLADE E01やFREETELのPriori3でWIFI電波を出力した場合に、2017年度版のipadで受けるとYoutubeを画質144にすれば同日の10時頃に途切れずに良い音質で再生できていました。いずれにしてもテザリング電波を出力する側は格安スマホですから、特に強力な電波を流しているとは考えられません。でも、このようにきっちりと受信できますから、自分としては大満足です。
一方、au、softbank、docomo、Yモバイルなどのキャリアでは、制限状態になると、128Kb/sとなりメールやラインは出来ますが、その他のほとんどの作業=WEBブラウジング、Youtube、Facebook等々がずいぶん待たされて、使い物にならない場合があると感じる人もいるでしょう。これは、下記のようなアナウンスが各キャリアで行われているとおりです。
月々のデータ通信量が上限に到達する前後に、お知らせメールを送らせていただいております。ご利用可能なデータ容量を超過した場合、月末まで通信速度を最大128kbpsの低速に制限させていただきます。
まあ、最大で128kb/sですから、実際はもっと遅くて80gb/sとかいった極端に遅い速度になる場合もあるということです。これに反して、楽天モバイルやUQモバイルなど、ほとんどのMVNOは低速でも200kb/s〜250kb/sが普通であり、しかもバースト転送といってアクセスするたびごとに初期速度が数Mb/sまで加速するような仕様になっているものもありますから、この点において、大変大きなアドバンテージがあります。つまり、MVNOは1〜2GBのような少ない契約で容量を使い切ったとしても実用上さほど不便でもないというわけです。
ですから、大手キャリアやYモバイルで自宅にWIFI環境が無い場合には、特にこの点に留意して、1〜2GBの契約で不足ならば臨時に容量を買い足すか、或いは月末にはWIFIのあるところに行く等の工夫がいることになろうかと思われます。