趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

UBUNTUの共有設定はsambaで

2018-03-22 19:30:58 | 機器について

本日、午後にUBUNTUの入れてあるノートPCのUSB端子が全部壊れてしまいました。そのため、一切のファイル交換や印刷ができなくなりました。これで、もう、このPCは閲覧する機能だけだから、それ以外はほとんど使えないようなたいへん不便な機械になったものだ・・・もう使い勝手が悪いので、倉庫にしまうか廃棄だな・・・と諦めかけていましたが、思い直して、なんとかならないかと再検討しました。

一つの打開策として、USBプリンタケーブルが使えなくても、このPCはWIFIルーターを通じて家庭内のローカルネットワーク=192.168.○.△に接続されていますから、おそらくWindows機種=192.168.◎.▲に接続さた共有プリンタは技術的には使えるはずだと考えたのです。

具体的な方法は、ネットでググると出てきました。すなわち、SAMBAというアプリをUBUNTU機種にインストールしてから、ネットワークを通じてWindowsに接続された手持ちの共有プリンタ=たとえばエプソンMP490などのドライバをインストールして、それでもって印刷すればいいという答えが出てきました。また、ファイル交換にしても、windows側で共有ファルダを作って、それをUBUNTU側からSAMBAを通じて読みに行けばいいということでした。

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いよいよ、ネットワークプリンタの接続作業に取りかかりました。まずUBUNTUソフトウェアセンターのアイコンをクリックしてSAMBAというアプリをインストールしました。

 次に、ネットワーク上の共有プリンタMP490をインストールしました。手順は、システム設定のアイコンをクリック→プリンタのアイコンをクリック→新しいプリンタの追加→ネットワークプリンタ→「Samba経由のWindowsプリンタ」と順に指定していき、最後にSMBプリンタという標題の下の空欄の右側の閲覧というアイコンをクリックすると、Wndowsネットワークが表示されてMYHOMEとかWorkgroupが選択肢として出てきます。自分の場合は、MYHOMEのhogehogeというPCの下にMP490がぶら下がっていましたから、これをクリックすると、UBUNTU自体のIDとパスワードを求めてきます。それで即入力すると、下図のようにCanonMP490がインストール完了です。自分の場合は、同時にCanonのip2700もインストールできました。注意すべきことは、windows側でPCとプリンタを起動しておかないと認識しないということです。また、予めUBUNTUに現時点でプリンタドライバが登録されておらない機種の場合はインストールができませんから、未登録のプリンタの場合はドライバを自分でネットから探してきて、あればダウンロードしておかないといけません。(でも、これはソースファイルのみでビルドする必要があったり、手動でコマンドラインでしかインストールできなかったりします。というわけで、かなり難しくて、自分は現段階では出来ませんでした。・・・CanonMG3630)

 次に共有フォルダの設定ですが、UBNTUの上から2番目のファイルマネージャーのアイコンをクリックして、下から2番目の「ネットワークを表示」というのを検索すると、「Windowsネットワーク」が表示されますから、あとは順にクリックしていくと自動的に当該共有フォルダを見つけてくれます。次に、UBUNTU起動時のユーザーIDとパスワードが求められますから、それを打ちこめば、共有フォルダが開きます。

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まあ、以上のようなわけで、USB端子が使えない場合にどうしたらいいのかと、いろいろと試行錯誤しているうちに、sambaというアプリに辿り着いたわけです。それまでは、前日の記事のようにUSB端子に錆止め剤を噴霧して何とか接続不良を直そうとしたり、インターネット上のサーバーのストレージ領域=グーグルドライブやアイクラウドなどに写真や文書ファイルをアップロードして、他のPCから読みに行ったり、或いはメールの添付ファイルで送信したりしていました。ところが、アップロードは案外遅くて、大きな動画や多くの写真の転送は途中でエラーが出まくり・・・。とても実用になりませんでした。

というわけで、今回は、SAMBAというLINUXの共有設定機能を持った非常に便利なアプリのおかげで実用的にUSB端子の壊れた古いPCでも、まだまだリサイクル製品として現役で活用が出来ております。 

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UBUNTU14のアップデート

2018-03-22 06:41:30 | スマホ

本日の5時頃にアップデートの通知が来たので、約1時間程度かかってアップデートしました。500MB程度の容量でほぼ全部のシステムファルとアプリのアップデート、それにセキュリティ強化が目的でした。まあ、これで、当分はシステムが安定して安全対策も万全ということでしょう。ところで、Windows10も頻繁にアップデートしていますが、UBUNTUのような状態ではなく、なかば強制的にアップデートさせるような催告とも取れるきつい文言が目立つようになってきています。今日すべきアップデートを明日に伸ばすな!・・・といったような意味の文言です。

 LINUXは無償配布のOSであり、windows10はれっきとした有償の高価なOSですから、そこには有償ゆえの大きな責務がかかっているので、やむをえないことかもしれませんが、アップデートしたらしたで、大きな代償を払わないといけないことがあります。つまり、自分の職場ではWIFIの通信速度が遅いので、windows10の頻繁なアップデートについていけないので、エラーが続出するのです。具体には、プリンタドライバの破損で沖電気の810DやCanonのMG3630が動かなくなったり、ネットワークが壊れたりして、もう業務が停滞してしまいました。また、共有ドライブが使えなくなって専らUSBメモリでファイルのコピペをしないといけなくなっているので、仕事の効率も大幅にダウンです。

 そういうことから考えると、やはりLINUXのほうが安心して安定して使うことができています。つまり、WIFIの調子の悪い時にもうむをいわさず強制的に勝手にアップデートすることが無いからです。これって、基本的なOSのメンテナンスの条件ですから、これを違えるようなWIN10のアップデートのやり方というかMS社の企業姿勢は、よっぽどいけないことだと思います。

 

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