ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

はじめてのCBT

2010年01月08日 17時50分18秒 | Weblog
6年制の薬学部生が,実務実習へ出るためにクリアしなくてはならない共用試験.
学外の病院や薬局で実習する最低限の知識や技術を担保するための試験で,実技と学科の2種類ある.

実技試験のOSCEは昨年の12月に終了.
学生数が多いので,2日間にわたって朝から晩までみっちり缶詰状態.
金沢では大雪も降り,ヘトヘトに疲れた.
OSCEでバテバテ参照)

そして,昨日と今日の2日にわたって学科試験のCBTが行われた.
受験生の4年生には,お正月が無かった.
ちょっと気の毒.

試験開始の合図と共に,大勢のクリック音が一斉に響く.
例えは悪いが,まるでコンピューターゲームをやっているように早業でクリック.
緊張感でピ~ンと張り詰めた試験室の中で,無機的なクリック音だけがカチカチ.
普段あまり耳にしない冷たい響き.
教室にいるだけで,壮絶で圧迫感を感じる.

みんなこの1年間しっかりと準備してきたので,万全の体制で試験に望んでいると思う.

この春にいよいよ実習生たちが現場デビューします.
経験不足なため,いろいろ至らない点もあるかと思います.
どうか暖かい目で見守ってください.


Alice Sara Ott@とくダネ!

2010年01月08日 10時23分56秒 | Weblog
今朝(1月8日)の「とくダネ!」(フジ系列)のオープニングtalkで,Alice Sara Ottの話題が取り上げられていました.

メインキャスターの小倉智昭さんが,今年はショパンyearになるでしょう,という話をはじめた.
そして,今年の注目のピアニストとしてAlice Sara Ottを紹介.

4歳でピアノをはじめて,ヨーロッパでのコンクール歴や名門グラモフォンと専属契約など,子供時代から天才的なピアノ弾きであると絶賛.
ショパンのワルツ集や,リストの超絶技巧練習曲のCDなどの話も取り上げていました.
毒舌で有名な小倉キャスターが,珍しくベタ誉め.

演奏はもちろんだけど,演奏の映像ほんの少し流れてました.
う~む,なかなかいい絵になっていました.

中野美奈子アナウンサーはCDジャケットを見て,思わず「かわいい」とポツリともらしていたのを聞き逃さなかったし・・・.
笠井アナウンサーは,「彼女,日本語しゃべれるのですかね~.」と言っていた.

日本語ペラペラなのに・・・.

先日の情熱大陸で「日本にいるとガイジン扱いされる」と本人が語っていたけれど,笠井アナの話を聞いて,あ~,これって本当だったな,と思いました.

ヨーロッパのみならず,これから日本でもどんどん活躍して欲しいデス.



Alice Sara Ott@情熱大陸

2010年01月05日 18時49分46秒 | Weblog
2010年最初の「情熱大陸」(TBS系)が先日(1月3日)放送された.
この日の放送は,アリス・紗良・オット(Alice Sara Ott)さんのドキュメント.
ドイツ人の父親と日本人の母親を持ち,現在ミュンヘンを本拠地として活躍している若手ピアニスト.

OEKとの共演で金沢を訪れたこともある美人.
ベートーベンのピアノ協奏曲第5番をOEKと演奏したコンサートは残念ながら聴き逃した.
でも,このコンサートの模様は過去に金沢の民放局でオン・エアーされ,こちらはしっかりとチェックした.

長い黒髪で,目鼻立ちがくっきりした美人.
豊かな感情表現とシュアなテクニックを兼ね備えている.
才色兼備とは,まさにこの人のためにあるような言葉.

はじめてAlice Sara Ottさんのピアノを聴いた時,あまりにも堂々としたピアノの弾きっぷりだったので,てっきり20台後半くらいの年齢かと思っていた.
ところが,まだ若干21歳の若手.
これには驚いた.

日本ではガイジンさん扱いされ,ドイツではアジア人扱いされ,結局どちらでもない自分に悩んでいた.
そんな彼女を救ったのがピアノだった,と本人が語っていた.

母親もピアニストで,最初はなるべくピアノを娘から離そうとしていたというエピソードも面白い.

お友達とおしゃべりしたり,お父さんにお小遣いをねだったり,普段の生活の様子はごく普通の女の子.
甘えん坊にすら見えるくらい.

それがピアノの前に座ると,まるで別人に変身する.
音楽に対峙した時の表情は,時には厳しく,時には激しく,時には情熱的.
このギャップは,まさに「不思議の国のAlice」.

いくつものピアノ・コンクールで優勝した実績を持つ.
今やコンクールを卒業して,コンサートやCDで今後の活躍を大いに期待.
これだけ美人だったら,DVDも出して欲しい.
出たら絶対買うもんね.

Aliceさんは3月にまた金沢で演奏する.
チャイコフスキーのピアノ・コンチェルト.

「情熱大陸」を見てから,そのコンサートに行きたくなった.
(たぶん,こういう人沢山いると思うけれど・・・.)





ラーメン味,ビール味,豚丼味のドロップ

2010年01月04日 18時10分13秒 | お菓子
昨日(1月3日)に金沢に戻りました.
正月寒波で新千歳空港は1月1~2日は大荒れ.
でも,出発当日の3日は朝から見事に晴れの天気.
新札幌駅を午前中に出て,新千歳空港へ.

          

驚いたことに,出発フロアーのお土産モール全体が田中義剛の花畑牧場の看板だらけ.

          

          


昨年までは,空港の花畑牧場の生キャラメルに長蛇の行列.
生キャラメルはなかなか入手出来ないレアものだったのに,今年は店頭に普通に並んでいる.
その替わり,夕張メロンを使った生メロンパンはどの店も完売.
う~む,生キャラ・フィーバーの次は生メロンパン攻撃かぁ~.
確かに,美味しそうだ.
売り切れ完売だと,余計食べたくなる.
義剛さんも,次から次へと新しいアイディアを出してくる.

焼きチーズが有名で「馬の鞍」という意味のCacio a cavalloが語源のカチョカバロ・チーズもしっかり熟成中.

          

          

これは金沢ではあまり見られないけれど,とりあえずスルー.

うろうろとモールを歩き回って見つけたのが,ちょっと変わった味のドロップたち.
なんと豚丼味,ビール味,味噌ラーメン味のドロップですゾ.
よっぽどの数寄者とか変態しか手を出しそうにない.

          


味噌ラーメン味のドロップは,インスタントの味噌ラーメンの粉末スープの風味がほんのり.
基本的には甘いドロップだけれど,確かに味噌っぽい風味が漂う不思議な感覚.
こってり系ではなく,あっさり系の味噌ラーメン?

豚丼味は,ジンジャー風味.
それに豚の脂身の甘みが加わった感じ.
豚のショウガ焼き定食の甘いバージョン.
ショウガ飴みたいで,なかなかイケル味.

ビール味はもちろんノンアルコール.
酒かすから作った甘酒にシュワシュワとした清涼感を加えた感じ.
ビールの切れ味はない.
甘いようで苦い面白い味で,飴として成立している.

こうなると,ジンギスカン味やメロン味など変な味のドロップを制覇したくなる.
これは,また次回,北海道に行ったときのお楽しみ.

飛行機は無事に小松空港へ.
預けたチェロが一番最後にターンテーブルから登場.

          

          

休暇中に次の定演で弾くシベリウスを見るはずが,結局ドッツァをちょろっと弾いただけ.
所詮,正月休みって,そんなものかも?

でも,シベリウスはドロップのように甘くはないのダァ~.