ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

ゴーティエ・カプソンのドンキホーテ@N響アワー

2010年01月13日 20時32分48秒 | チェロ
1月10日(日)のN響アワー.
この日の新聞のテレビ欄には「チェロ王子」登場と書いてあった.
チェロ王子って何者だ?

彼はゴーティエ・カプソンというフランスのチェリスト.
1981年生まれらしいので,今年で29歳.
若いですね.
このチェリスト,全然知らなかった.
「パイレーツ・オブ・カリビアン」にウィル役で出演していたオーランド・ブルームにちょい似ているかも?
(↓似ているよね?)

          


          

この日の「チェロ王子」はR・シュトラウスの「ドンキホーテ」のチェロ・ソロ.
フランス人らしくフィジカルな表情がたっぷり.
顔の表情や身振りで自分が表現したい音楽を引き出している.
でも,激しいジェスチャーの割りに,楽器から出てくる音楽は優等生的.
音だけ聴いていると,申し訳けないけれど,空振りしているような印象.

ロストロさんが亡くなった時,追悼番組で「ドンキホーテ」の収録の様子をたまたま見た.
あの時のロストロさんのチェロは独特の個性とアクで,こてこてのドンキだった.
あのチェロを聴いていると,ドンキの姿や情景が映像のように浮かびあがり,強烈な印象を受けた.

そのインパクトの残像が,自分の中にこびれ着いているのかも知れない.
ゴーティエ・カプソンのチェロはきれいだけど,あっさりまとまっている.
正確で,きれいなんだけど・・・.

たぶん,このチェロ王子は演奏の試験やコンクールだと抜群な成績を収めそう.
上手いんだけど,今ひとつ物足りないのは音楽経験の差かな?
キャリアが人を育てるって言うし.
(何年たっても初心者チェリストなのに,上から目線でスンマセン)
チェロ王子の今後の活躍に期待!

          



鏡開きで「ありえへん!」

2010年01月12日 18時03分30秒 | Weblog
昨日(1月11日)は成人の日で祝日だったので,今日が学校の鏡開き.
鏡餅をぜんざいにして,学食で無料サービス.
15時になるとラボのみんなは,ハイエナのように食堂へダッシュ!

          

          
本日からラボで仕事を始めた関西人は,学食で出された鏡餅の色を見て,案の定のリアクション.
「鏡餅は白でしょう.赤い餅なんかありえへん!」
いや~,紅白の鏡餅にここまでマジになって驚いてくれると,なんだかニンマリ.
金沢の鏡餅は紅白であるという風習は確かに珍しいけれど,テレビなどでも盛んに取り上げられていた.
おかげで全国津々浦々に知れ渡っていると思っていたけれど,知らない人は知らない.

          


山口県出身の学生も一緒にぜんざい食べた.
なんと山口県では,寄せ鍋にみかんを入れて食べるらしい.
みかんをまるごと寄せ鍋に入れて,皮ごと食べると言っていた.
寄せ鍋の汁が浸み込んだみかんですゾ!
罰ゲームではなくて,山口県ではごく一般的な食べ方らしい.
紅白の鏡餅よりも,ありえへん!

北海道ではぜんざいにカボチャやサツマイモを入れて食べる,と言ったら,これまた大ひんしゅく.
カボチャを甘いアズキと一緒に食べるなんて,ありえへん!ということらしい?
総攻撃されたけれど,甘いカボチャも美味しいのだけどなぁ~.




共同研究者

2010年01月12日 12時25分27秒 | Weblog
関西学院大学から共同研究者がラボにやって来ました.
あちらの研究室では,ある種の有機金属化合物を細胞に投与して活性や毒性を調べています.

その実験に用いる有機金属化合物の合成を2週間限定でうちのラボで行ないます.
合成から活性まで幅広く経験しようというチャレンジャーです.
できるだけ多くの化合物を合成するゾ.
大忙し.

とりあえずGrignard反応から.
うちのラボに来る人は,みんなこの反応から始めるのダ.


          



金箔きらら

2010年01月11日 20時01分45秒 | Weblog
1月の3連休の最後の日,金沢では久しぶりに青空が見えた.
日ごろの運動不足解消のために,チャリンコでブラブラとお散歩.

末町の田舎から,武蔵が辻へ行ったら「金箔きらら」が輝いていた.

          

          

日本の金箔の99%が金沢で作られている.
装飾用のみならず,金沢には食用の金箔まであるのデス.
金箔を料理に振りかけると豪華に見える.
でも,金箔を食べるとはびっくり.
そんな街なので,街頭のイルミネーションも金箔で飾り付けられているのダ.

          


          

それが「金箔きらら」なのダ.
なんかスゴイ街だ.

天気がいいと言っても,やはり冬は寒いのでチャリンコ散歩は1時間くらい.
あんまり乗っていると,汗で体が冷えてしまう.
短かい散歩だけど,やっぱり自転車は面白い.


左近らーめん@左近(野々市町)

2010年01月09日 00時09分49秒 | 北陸ラーメン大学
野々市町にあるラーメン屋「左近」の売りは味噌らーめん.
街の情報誌によると,「左近」は24時まで営業と書かれている.
しかし,22時前に店が閉まることも,少なくない.
そのくらいの時間に,何度か訪れたことがあった.
そのたびに,暖簾が下りていてなかなか店に入るチャンスに恵まれなかった.

なかなか入れないとなると,ますます入りたくなる.
先日,やっと「左近」の暖簾をくぐることが出来た.

イチオシの「左近らーめん」は北海道と信州信濃の味噌の二段仕込み.
見た目はこってりだが,それほど脂分は多くない.
クリーミーでまろやかなスープ.
ミルク・ラーメンみたい.

          

麺は黄色く水分が多くツルツル.
ツルツルしているので店内に常備されているエコ箸では,ちょっと食べ難いかも?
麺自体は太くてモッチリしているので,スープに麺は負けてはいない.
ストレートの平麺なので,スープとの絡みが縮れ麺に比べると弱くて物足りない?


モヤシはたっぷり入っている.
湯通しのモヤシの割には,シャキッとしている.
モヤシがシナシナすると水分でスープが台無しになるので,モヤシが元気であることはとても大切.
ちなみに,味噌ラーメンにのせるモヤシだったら湯通しではなく,ニンニクやショウガと豪快に炒めると,もっと美味しくなるのに・・・.

          

初めての来店だったので,ポイントカードをもらう.
5回通うとギョーザ一皿,10回通うとラーメン1杯サービスしてくれるらしい.
マイルドな味噌ラーメンで,結構いい味出していたので,ギョーザをゲットするのは,そう遠い未来のことではないと思う.

          


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