ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

醤油ラーメン@二番ラーメン(大野)

2012年11月10日 23時38分36秒 | 北陸ラーメン大学
11月11日(日)は大野ストリングス愛好会の発表会.
前日の土曜日に総練習.

この日は,秋晴れの良い天気.
金沢から大野へ抜ける谷峠も,紅葉に染まる.

秋の北陸はどんよりした天気が多い.
秋空の青と山の紅色のコントラストがはっきりする風景は,とても貴重で美しい.



今年は春先から大野ストリングス愛好会の練習に呼ばれていた.
一年間通った谷峠の山々には,それまで見た事がなかった四季それぞれの美しさがあった.
季節のうつろいを感じながら山道をドライブ.
車の中では,その日に練習するハイドンやモーツアルトの曲を流し,合奏の曲を予習.

それも今日と明日で終わる.
ちょっぴりセンチメンタル.

ところで,大野市内に入る直前に「二番ラーメン」というお店がある.
何で「一番」ではなく「ニ番」なのだろう?
マスターはちょっと謙虚で控えめな方なので「ニ番」がいいのだろうか?
いつも不思議に思っていた.



この日,「ニ番ラーメン」の店の前を通過する時,すでに総練習に遅刻しそうだった.
でも,今日と明日で今シーズンの大野ツアーにもピリオドが打たれる.
大野ツアーへのセンチメンタリズムが,遅刻の罪悪感に勝った.

え~い,入っちゃえ.

そして,醤油ラーメンを注文したのでした.



定食や麺類が並ぶ街の中華屋さん.
うらぶれた雰囲気に反して,意外にもお客が沢山入っていた.
(先客7名,後客2名)
ちょっとした人気店のようデス.

出てきた醤油ラーメンのスープは意外とブラック.
醤油や味噌の醸造は,越前大野の伝統産業のひとつ.
秘伝の大野醤油の深い色が,ラーメンにも反映されている.



スープの味はまろやか.
甘みすら感じるような醤油の味がたまらない.
そこに,野菜炒めのゴマ油の風味がちょっぴり加わる.

麺は軽く縮れた中太麺.
加水分は低く,もちもちした食感.



チャーシューとハムがトッピングされている.
意外な組合わせだが,これは福井市内の「森餃子」で経験済み.
福井のラーメンでは,ハムのトッピングはよくあるようデス.



ニ番ラーメンを心おきなく堪能.
でも,醤油ラーメンを食べただけでは,何故「ニ番」なのかという謎は解けなかった.



ちなみに,案の定,総練習に遅刻.
確信犯だけど,申し訳けございませんでした.

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