ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

元気なMozart

2009年10月25日 20時41分37秒 | Weblog
10月25日(日)に室内管弦楽団といしかわユースシンフォニーオーケストラの合同練習会が辰巳丘高校で行われた.

          

朝10時から16時まで,11月14日の演奏会へむけて,しっかり練習.
高校生や大学生は若いので,これくらい練習しても大丈夫.
練習すればするほど,上手くなる.

こちらは,定期演奏会の練習に参加するのは今日が初めて.
おかげで,どーっと疲れてクタクタになった.

この日は,全日本合唱コンクール全国大会中学校の部が金沢歌劇座で行われていたらしい.
北海道の中学校の混声合唱部が辰巳丘高校の音楽室を借りて,コンクールの本番の前に練習しに来ていた.
オーケストラの楽器の音がガンガン鳴っているホールの隣の部屋で,合唱団は練習.
扉一枚へだてて,発声練習や歌声が聞こえてきた.
多分,合唱の練習やりにくかっただろうな.
とりあえず,彼らの健闘を祈る.

午前中に,「アルルの女・第2組曲」をざーっと通す.
すでに室内管弦楽団で演奏したことがある曲だけど,ビミョウにbowingが違うことろがある.
そうゆうところは,思わずフリーズしてアワアワしてしまう.

午後になって,まず「詩人と農夫」.
チェロのOGの池田洋子さんがきれいにソロを弾く.
彼女は,ちょっとおっとりしている天然な性格の持ち主.
でも,美人だしチェロもうまいので,皆さん,本番では絶対注目して下さい.
是非お見逃しなく.

次に「だったん人」.
まだ弓の飛ばし方など,細かい弾き方が決まっていない.
それで,池田さんにどうしましょう?と相談した.
すると,ニコニコ笑いながら,ここは好きにやってくださいと言う.
常連のエキストラさんも,ここは弓がバラバラでも分からん,とか言っていた.
ここのチェロ弾きは,おおらかな性格の人が多いからなぁ~.
このいい加減さは,無責任男の高田純二なみ.
ビオラの石井先生が,あわてていろいろ指導して下さった.
でも,多分,本番ではチェロはみんなバラバラの弓で弾くと思う.

最後に,弦だけ残ってEine kleineを合わせる.
高校生や大学生は勢いがあって,ぶっ飛ぶような勢いのMozartになる.
大久保先生も「ずいぶん元気のいいMozartだね」と,苦笑い.
かわいさや,やさしさはひとかけらもない.
でも,これはユースの音楽の面白い一面.
こうゆうのもアリかな,という感じで,特別に修正されなかった.
本番も,こんなロック調のMozartになるのかなぁ~?

本番まで,あと3週間.
皆な頑張って練習中です.
(↓2005年の昔のポスター)

          

♪♪演奏会のお知らせ♪♪

室内管弦楽団・いしかわユースシンフォニーオーケストラ合同演奏会
2009年11月14日(土)
本多の森ホール
(旧石川厚生年金会館)
開場18時・開演18時30分

曲目
Mozart:アイネ・クライネ・ナハトムジーク
Suppe:詩人と農夫序曲
Borodin:イーゴリ公よりだったん人の踊り
Bizet:アルルの女・第二組曲

入場料:一般500円,高校生以下300円