ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

中盛り・煮たまご@麺屋 達

2009年02月24日 12時01分11秒 | 北陸ラーメン大学
ひと昔前の金沢ラーメンのイメージは,醤油か塩か分からないくらいの透明で薄い色のあっさりスープ.
いわゆる,中華そば系ラーメン.

でも,最近の金沢では豚骨醤油系のラーメン店が大ブーム.
そのさきがけ的な店のひとつに麺屋「達」がある.

グツグツと煮込んだ豚骨と節系のにごったスープを網でろ過し,ろ液を醤油ダレと自家製鶏脂にあわせる.
男前のあんちゃんが作る荒々しいラーメンだが,スープを味わった感じは,見た目ほどくどくない.
味が深く,一度口にしたらクセになりそうな誘惑を感じる.

ストレートの太麺は食べごたえ十分.
獣汁のようなワイルドなスープにも負けない迫力の麺.
この麺いいねぇ.

チャーシューはホロホロと軟らかく,甘みがあって美味しい.
サイズが小さめなのが残念.

うっすらと味がしみた煮たまごの白身は,プルプルのプリンみたい.
さらに,黄身がクリームシチューのようにトロリとしていて,素晴らしい.
この煮たまごは黄金色の金メダル.

いつも行列待ちを覚悟しなければならないのは,ラーメンとイケメン店主の魅力のためかも知れない.
(ちなみに,イケメン店主はうちの学校の卒業生です.ガンバレ!)