塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

レアル対ユナイテッド、その行方は

2012-12-20 23:05:34 | 日記
 レアル・マドリード対マンチェスター・ユナイテッド

 まるで決勝戦のカードと見間違う対戦が16強で実現する反面、シャルケ対ガラタサライのように、ああ16強
と胸をなでおろす対戦カードも存在します。

 チャンピオンズ・リーグ16強の中で、文字通りこの対戦が全世界の注目を集めるでしょうし、その一方でバル
セロナはミランを倒すことになるはずです。

 確かにエル・シャーラウイの大活躍とノッチェリーノの成長は、アレグリ政権にとって朗報と言えます。

 しかし、ロビーニョのサントスパトのコリンチャンスへの移籍話が浮上している今、ミランが一枚岩になること
も難しいと言えます。

 「移籍するであろう選手」

 が、立つ鳥跡を濁さずという日本の格言のように、全精力をかけて古巣に恩恵をもたらすのか、正直ぼくにはわ
かりませんし、選手のメンタリティは変化して当然ですしね。

 レアル、ユナイテッドにしても、この対戦は歓迎できません。

 他の14クラブからすればここでどちらかが脱落することは大歓迎でしょうが、モウリーニョは今からすでに

 「ファン・ペルシとルーニー」

 のスカウティングを始めているはずです。

 不仲が公となったフロレンティーノ・ペレスが何故2010年の夏、自分をインテルから引き抜いたのか、その
理由を一番よく知るのがだれであろうモウリーニョです。

 2002年から10年以上遠ざかるビッグイヤーとの抱擁。

 「優勝請負人」

 と評価される彼にとって、チャンピオンズリーグはレアルでの総決算ともいえる、至高の舞台ですから失態はもう
許されません。

 一方のファーガソンも布陣に関しては悩むでしょう。

 香川が復帰すれば4-2-3-1が現実でしょうが、ルーニーを左翼に回すよりも現状の2トップの方が実りを
もたらす気はしますし。

 両者の思惑が近日明らかになります。
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いつもとは異なる信州ダービーの風景

2012-12-20 22:51:18 | 日記
 長野パルセイロのレギュラー番組「オレンジ魂 週刊パルセイロ」は、今月16日に行われたアンバサダー土橋
の引退試合を放送しました。

 番組では昨年在籍したGK加藤、FW富岡がインタビューに答え番組の最後は土橋が皆から

 「胴上げ」

 される場面で幕を閉じました。

 この試合は土橋と縁のある山雅とパルセイロの選手たちが出場し、OB戦という形式で行われたもううひとつの
信州ダービーだったのです。

 得点は2-2で観客は2000人と言う形でしたが、入場料は無料だったので訪れた方は楽しめた一日だったと
思います。

 その一方で

 1・シャトルの運航は無し
 2・当日が衆議院選挙

 ということもありましたから、松本、塩尻方面から電車で来場したファンは、篠ノ井駅から南長野まで随分遠い
と感じたのではないでしょうか。

 タクシーは便利ですが、シャトルバスとは値段が大きく異なりますしね。

 この試合で土橋は

 「キング・オブ・信州」

 と紹介され、長野県内でのサッカー普及に大きく携わったその貢献度を紹介されました。

 普通信州ダービーはもっと殺伐とした空気となり、どちらかが歓喜に浸り、どちらかが悔しさで肩を震わせる物
ですが、たまにはこうした

 「和みのダービー」

 があっても良いのかもしれません。

 少なくとも両者が同じ舞台で戦うことは今後数年ありませんから、ダービーと言う形では無く「定期船」という形
で入場料をつのり、チャリティに回すことも出来ると思うのですが。

 
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身の丈を考える難しさ

2012-12-20 18:38:09 | 日記
 今日行きつけのリサイクルストアで日本の老舗鞄ブランド、サザビーのブリーフケースを購入すること
が出来ました。

 中古品とは言え日本製の上、大変買い求めやすい価格で有難い限りです。

 その後別のリサイクルストアに立ち寄ると、今度は未使用品の

 「バーバリー・ブラックレーベル」

 のブリーフケースが売られており、正直心が揺れ動きました。

 サザビーはベージュ色なのですが、バーバリーの方はオレンジでどこかパルセイロを意識してしまった
為です。

 その一瞬で僕が考えたことは

 「僕は鞄が必要だ。でもブランドの名前も欲しいのだろうか?」

 というものでした。

 例えばスモールクラブが人気選手や各国代表を獲得しても、選手の存在が大きすぎるか、もしくは周囲の
選手の力量が足りず、前者が孤立してしまう例もあります。

 どうやら現在シドニーFCとデル・ピエロの噛み合わせの悪さがオーストラリアで話題になっているよう
ですが、クラブが自分の器を顧みないと、せっかくの移籍劇も無駄になってしまいます。

 ブランド品(各国代表)を手に入れた際の見返り(自尊心、入場料収入)はやはり大きいですね。

 例えばロナウジーニョがフラメンゴに移籍した際の熱狂とスポンサーの集まりは、ブラジル国内でも大き
な話題となりました。

 ただ現代サッカーが連動で戦術をこなしているように、

 「スーパースターが引っ張る」
 「スーパースターが足を引っ張る」

 いずれの場合もクラブが得る戦力収支はマイナスになってしまいます。

 人間もサッカーも、身の丈を考えることでより良い結果が入手できることは間違いないようです。
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世界舞台で輝いた日本のFW

2012-12-20 12:37:34 | 日記
 「得点力不足」

 日本サッカーの代名詞とも言えるこの言葉の陰で、実は国際大会で日本人選手が得点王に輝いたこともあり
ます。

 一人目は先日のクラブ・ワールドカップに出場した佐藤寿人

 もうひとりは2003年のワールドユース、UAE大会に出場した坂田大輔です。

 前者は3ゴール、後者は4ゴールを記録していますが、現代サッカーでは守備、攻撃共に連動した動きが求
めらており、佐藤のゴールはその象徴と言えます。

 坂田の場合、2トップを組んだのが平山相太で、僕はこの大会の映像を見ていないのですが、

 「平山がポストとなり、坂田が衛星として周囲を動き相手最終ラインを混乱させる」

 という戦法が上手くいったのでしょう。

 確かに全盛期のクリスチャン・ヴィエリのように、これこそFWの代名詞と言える存在がいれば、日本サッカー
が頭を抱えなくて済みます。

 その一方でFWを活かすための知恵、FWに頼らなくても良い戦法を日本が工夫していることも事実です。

 PSGはイブラヒモビッチがいるばかりに

 「アンチェロッティ政権でもコンブアレ政権と同様、攻撃に形に変化が無い」

 と糾弾されるのはそのためですし、イブラヒモビッチからすればこの批判は的外れ、エースにボールを集めるの
は当然と思うでしょうが。

 現代サッカーではセット・プレイとミドルシュートの価値が上昇し、その分析も進んでいます。

 もし将来日本に真に頼れるFWが誕生した際は、彼だけでなく彼の周囲がより強いシュートの意識を持つことが
不可欠になります。
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選手が感激するであろうその瞬間

2012-12-20 12:22:55 | 日記
 サッカー選手はどんな時に一番感激するものでしょうか。

 敵地で勝ち点3を手にしファンと喜びを分かち合えた時や、何かしらのタイトルを手にしたときは当然感激し
ます。

 今季のアルビレックスのように土俵際で踏みとどまったあの瞬間も、ある意味リーグ優勝よりも歓喜した選手
は多いと思います。

 アルビレックスのファンは罵声ではなく

 「俺たちが付いている! 
  だから共闘しようぜ!」

 と最後まで訴え続けました。

 この心理面が最後、選手たちに波及したと考えられます。

 もし僕が選手なら、ファンが自分の為に歌を歌い、チャントをコールしているその瞬間に立ち会えたことが、
最も感激するでしょうね。

 例えばパルセイロの例ですと

 「さあ行こうぜ向 俺らと共に」
 「藤田のゴールが見たい!オンリーユー」

 などがその代表例です。

 ファンが自分を鼓舞し、早くからきて弾幕を張り応援の打ち合わせをし、この試合に臨むのための準備を進め
てきた。

 こう考えて奮い立たたない選手がいたら、それは本当に残念ですがまずそんなことは無いでしょう。

 パルセイロのジャージを着ている子供たちの多くが、背中や胸元にびっしり選手のサインが記されているのを
みると、選手と子供たちとの距離の近さが伺えます。

 「サインお願いします。」

 こうせがまれたら、選手としては改めて自分の存在価値が理解できますから。

 
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