塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

白馬の王子様は本当に救世主か

2012-12-08 23:36:23 | 日記
 「白馬の王子様」ならぬ

 「白馬のお姫様」

 という存在は、僕を含めて世の男性に願望として存在しないのでしょうか?

 極論ですが、僕は外で働くことよりも家で作業する方が性にあっているので、もし結婚できたなら僕が家事をしても
良いと考えます。

 スリムクラブの内間さんが結婚する際、奥様が

 「私が貴方を食べさせてあげる!」

 と宣言したそうですが、正直僕の前にもこんな女性が現れて欲しいものです。

 フットボリスタが今年の9月12月号でPSGの特集を組んだ際、

 1・クラブをシンデレラ
 2・魔法使いをカタール・スポーツ・インベストメンツ
 3・王子様をアンチェロッティ
 4.性悪な姉と母親をPSGの敵対者

 としてクラブの補強を解説しましたが、非常に理に適った比喩だと感心しました。

 2012年夏の移籍市場で大きな収益をあげたのは、ミランとベンフィカ、そしてポルトですがポルトのように売却
はすれども、赤字補てんの為ではないというクラブの方が稀ですね。

 ですからミランもいずれは売却される可能性は高いでしょうし、皆が心のどこかで

 「王子様(投資家)が颯爽と現れないか?」

 と願っているかもしれません。
 
 シティのように投資を選手からアカデミーに移す形はまだ少数で、基本はPSGのように資金を移籍市場に注入する
やり方が基本です。

 シティも当初は同様でしたから、結果次第ではPSGも育成に資金を費やす形にはなるでしょうが。

 現実の世界でももてあそばれて捨てられる男女が存在しますが、サッカーも王族、投資家に買収されたからといって
喜んでばかりもいられません。

 スペインではマラガ、イングランドではポーツマスが資金難に陥りましたし、チェルシーとユナイテッドも苦しんで
います。

 監督の早期解雇と銀行への利子。

 どちらも余分な代物ですが、悔しいことにファンはただ外から見ているしか方法は無いのです。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢見る女性と逞しい男性

2012-12-08 23:24:55 | 日記
 女性という生き物は、常に「白馬の王子様を夢見て生きているのでしょうか?

 アメリカで人気のある「ハーレー・クイーン」シリーズは日本でも売られており、随分人気があると聞きま
した。

 知力、体力、容姿に優れた男性が目の前に現れ、颯爽と自分を愛の世界へ導いてくれる。

 そのような男性は困難に屈するどころか、困難を克服することに喜びを見出す。

 現在の日本女性の多くは、結婚して男性とお金と時間を共有することに抵抗感があり、自分ひとりの空間を
大切にしたいと言います。

 それは男性も同様でしょうが、もしかすると上記のような男性がふと目の前に出現すれば、自分の意見を軽く
翻意してしまうかもしれません。

 男性最大の魅力が

 「金を稼ぐ能力」

 ならば僕は完全に落第で、別の道を探すしか方法が無いのですが。

 本田圭祐の女性人気が高いのか、低いのか僕にはわかりません。

 しかし、彼の奥様はきっと彼が目指す頂き

 1・日本代表としてのワールドカップ制覇
 2・将来はスペイン、レアル・マドリードで戦う

 この強い意志を成功させるために懸命に汗を流す姿、これを見て彼の下に嫁ぐ事を決心したのではないか。

 そんな風に想像します。

 以前週刊誌が

 「本田の妻は北川景子似の美人」

 と記したことがあったはずですが、本田としては当然不本意でしょうし、奥様もいずれは何かしら書かれる
点は覚悟していたと思います。

 しかし視線を自分に向けされるため、より汗を流す夫を見て奥様はモスクワの地でこの結婚を喜んでいるの
ではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

育成サイクルを見直した暁に

2012-12-08 01:11:15 | 日記
 農家の方が僕たち消費者から

 「おいしい作物をありがとう。」

 と声をかけられたら今までの苦労がどこかに吹き飛び、台風や例外、日照りに負けることなく世話をしようと
思ってくれるに違いありません。

 J1から若手の流出が止まらないのなら

 「日本産の選手は素晴らしい」

 と海外リーグから絶賛されるようになるしか、残された道はありません。

 事実スタジアムの観戦に来る子供たちは、将来の目標を日本代表や地元のクラブで活躍することを念頭に置い
ていないと聞きます。

 彼らの脳裏にあるのは

 「ユナイテッド」
 「バルセロナ」

 という欧州クラブであり、香川真司、リオネル・メッシという固有名詞なんです。

 既にセレッソ大阪の名前がドイツに浸透し、扇原のニュルンベルク移籍が囁かれる今、日本人選手の信頼感は
欧州に広まろうとしています。

 時間を護り、クラブの為に献身的に働ける。

 この印象を決定づけたのは勿論香川の功績ですが、それ以前の奥寺、尾崎の時代からリスクをおそれず渡欧し
てきた選手たちが礎となっています。

 今後はこの

 「日本ブランド」

 の信頼と認知度を高めるために、日本人の代理人の働きも不可欠になるでしょうし、フロントの存在も増して
くるはずです。

 そのためには改めて育成のサイクルも見直す必要がありますが、見直すことで日本サッカー最大の課題である

 1・FW不足
 2・アンダー20ワールドカップへの出場

 の解決方法が見えてくるかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

傍から見れば大豊作、しかし実際は

2012-12-08 00:57:32 | 日記
 どんなに優れた技術をもってしても、農業は凶作の年もあれば豊作の年もあります。

 品種改良と農業機械の発達がどれだけ農家の皆さんを助けたとしても、天候だけはどんな事をしても変える
事ができません。

 ちなみにセレッソの母体である「ヤンマー」は、農業機械の大手ですからサッカーもある意味無関係ではな
いですね。

 サッカーも農業と同様で、どんなに育成に力を注いでも上手くいかない時があります。

 何より日本は優れた「土壌」が存在するのでしょうか?

 ワールド・サッカーダイジェストでアルゼンチンのコラムを執筆しているダニエル・アルクッチ氏は201
2年10月18号の中で

 「(略)アルゼンチンの恵まれた土壌の話だが、ことサッカー界においてもそれは同様である。」

 と語り、4名の有望株を紹介しています。

 ファン・サンチェス・ミーニョ(ボカ・ジュニオルス)
 リカルド・センティリオン(ラシン)
 ジノ・ベルッシ
 ロヘリオ・フネス・モリ(リーベル)

 アルゼンチンもそうですが、ブラジルもこの肥沃な大地を持ち、刈り取られたと思われた後でも必ず俊英が
登場します。

 両国は共にサッカーだけでなく、バスケットとバレーが盛んですがやはりサッカーでは

 「ワールドカップ」
 「コパ・アメリカ」
 「ユース世代」

 で多くの勝利を手にしてきた結果が物を言うのでしょう。

 日本は今若手がどんどん海外に進出しますが、欧州からは大豊作と見てもこのまま流出が続けば凶作となって
しまいます。

 品種改良(契約の見直し)農業機械の発達(新しい戦術、練習への取り組み)なしに、若手を留まらせること
は出来ない状況です。

 例えばエスパルス。

 高原の退団が決定し、アレックスもシーズン中に移籍したにもかかわらず、大前を売却しますが本当にそれで
良いのでしょうか?

 高木は確かに存在感を増していますが、補強は急務のように思えますが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする