塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サガン鳥栖、その充実した1年

2012-12-03 23:36:31 | 日記
 日本に限らず、低予算のクラブが鮮やかな活躍を、見せますと、そのリーグはおおいに盛り上がります。

 ポルトガルでは近年ブラガの躍進が目立ち、今季のプレミアではWBAの上位進出が話題です。
 
 そして閉幕した2012シーズンのJ1に爽やかな風を持ち込んだのが、今季初参戦となったサガン鳥栖で
ファンも素敵な1年になったはずです。

 最終順位の5位は、ユン・ジョンファンにとって悔やまれる位置かもしれません。

 F・マリノスとの一戦が終わるまでは、アジア大陸が手の届く場所にあったわけですから。

 しかしサガンのような地方クラブが、お世辞にもチャンピオンズ・リーグとの掛け持ちに耐えられるとは思
えませんし、来季もやはり当然目標は

 「J1残留」

 のはずです。

 勝った時ほど人は謙虚にならねばなりません。

 豊田はいつ代表に招集を受けてもおかしくない活躍できたし、彼らにとってはいかに選手の流出を防ぐかが
大きな目標です。

 その一方でベスト・アメニティスタジアムに馳せ参じたファンたちは、当然今季のような活躍を求めますか
ら、フロントには

 「理想と現実の狭間」

 で揺れ動く形が続くでしょう。

 地方クラブで言えばヴァンフォーレも同様で、エースのダヴィを残留させるには一説によると9億円近い資金
が必要とのこと。

 仮に彼を売却して資金を得たならば、いかにして

 1・彼の代役を獲得
 2・更に弱点となるセクションの強化

 をはかるかが課題となります。

 ガンバとヴィッセルが降格したことで、2013年のJ1は更に地域色が濃くなりますから、それだけ賢い
お金の使い方が問われます。
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J2、その異なる風景

2012-12-03 02:01:34 | 日記
 もし僕が「カワサキ」の重役であれば、クラブの運営方針がすぐに転換するヴィッセルにこれ以上出資する事
を考え直すと思います。

 ガンバの胸スポンサーはパナソニックですが、シャープと並びその経営状態が悪化している今、胸スポンサー
を続行するでしょうか?

 例えば今、長谷部誠が家庭教師のCMに先生役で出演しています。

 彼を抜擢した「カテキョウ学園」は、彼が実際にこの家庭教師の下で学んでいたことも関係している模様です。

 例えそうした縁があったとしても、長谷部が持つ

 1・清々しさと堂々と自分の意見を言える逞しさ
 2・日本代表の主将としての重責
 3・マガト政権でレギュラーをはく奪されたにも関わらず、練習をさぼることはなかった

 という人格を考えれば、スポンサーが付くにはある種当然の光景だと思います。

 ガンバとヴィッセルが「お茶を濁した」形で体裁を取り繕った感があるのは、降格したこともそうですがフロン
トの姿が映像で見られなかったこともあると思います。

 徳島や愛媛、北九州などの地方クラブは今から知名度のあるクラブとの対戦を楽しみにしているかもしれません。

 特にガンバのように代表選手を抱えるクラブと戦う際は、プロモーションも容易でしょうし集客も期待できる為
です。

 J2は広告やテレビの露出度に限界がありますし、何よりJ1という

 「最高ノステータス」

 が存在しません。

 スペインでも、アトレティコやベティスが2部のサッカーに適応するまで時間がかかりましたが、両クラブも心
してJ2に挑むべきでしょう。
 
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サッカーは時に傷つく

2012-12-03 01:46:32 | 日記
 「働くことは傷つくこと」

 学校を卒業して12年、僕が労働に対して述べるとするならば上記の言葉になります。

 アルバイト経験は大抵の方があるでしょうが、正規雇用になれば確実に責任が増し、周囲との兼ね合いも含めて
泣きたくなる、不安で寝付きが悪くなることも多いでしょう。

 僕もそうですが、やはり叱られることに慣れていない人間は、面食らうことも多いですしね。

 ですから、僕はどこか

 1・新卒採用で入社したが、すぐに辞表を出す
 2・叱られること、不安になることが嫌で家に閉じこもる

 方の気持ちがわかります。

 肯定はできませんが、その反面彼らは自分の存在そのものが他人に迷惑をかけていることに耐えられないのだと
も感じます。

 そんな方は是非サッカーを見て欲しいと思います。

 今野泰幸。

 今彼ほど自分を不甲斐ないと責めているサッカー選手は、他にいないでしょう。

 少なくともプロで歩んできた10年の中で、現役の日本代表選手がJ2への降格を3度経験するなど前例がありま
せんし、今季の補強の目玉でもあった以上、彼に向けられる視線は厳しいものです。

 今野以外でもガンバでは遠藤、ヴィッセルでは大久保が記者の前で今自分の胸によぎった言葉を、精一杯吐き出し
ています。

 本当なら衆人環視とも言えるスタジアムの中、逃げ出したくなくなったかもしれませんし、家に帰りたいと考えた
かもしれません。

 でも降格したクラブ、選手たちは傷つきながらも精一杯の姿勢でファンに頭を下げました。

 これはやはり度胸のいることです。

 「サッカーは素晴らしい、しかし傷つくことも避けられない」

 でも選手は皆懸命に汗を流しており、失敗し批判を浴びることのつらさを僕たちに身をもって伝えています。
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2013シーズンの新潟を思う

2012-12-03 01:36:06 | 日記
 人間は不思議なもので、お金を貯めることは難しくとも「使う」ことは凄く簡単にできます。

 でも時にお金は使った方が良いですね。

 溜め込んでばかりいますと、いざ必要な時に「勿体ない」と使う事を躊躇していまい、適切なタイミングを
逃してしまいます。

 僕は毎日財布の中から小銭を省いて貯金をしています。

 先月2度診療所に通った際は、銀行からお金をおろす事をせずこの貯金で賄う形をとりましたが、お金はま
た貯めたら良いと割り切る事にしました。

 来季、アルビレックスはお金を使った方がよいでしょう。

 ファンでもない僕が無責任に言うわけにもいきませんが、補強を行うことで今季の不振を挽回することは可
能でしょう。

 ヴィッセルのような例を避けるために、フロントは知恵を絞る必要がありますが。

 と言いますのも、近年のアルビレックスは

 1・ビッグスワンの集客が低迷
 2・エジミウソン、マルシオ・リシャルデスのレッズへの売却

 というマイナスの印象を与えていると感じるためです。

 フライブルクから矢野が開幕前に復帰したことは明るい話題でしたが、コンデョションが伴わかった為か思
うような活躍は出来なかった模様です。

 ビッグスワンも数年前なら3、4万に集まっていたと記憶していますが、近年は2万人から3万人程度で推
移していますが、これは主力の移籍と無関係ではないでしょう。

 「アイシテル・ニイガタ」

 は素晴らしい言葉ですし、コメリや亀田製菓など地元企業の協賛も心強いでしょう。

 ここはフロントが奮発して柳下監督のリクエストに応じてみてはどうでしょうか?

 ちなみにコメリは僕の住む千曲市にも店舗があり、長野県内でも有数のホームセンターとして認知されてい
ます。
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