塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ミラン、バロテッリの獲得を検討中か

2012-12-30 23:19:35 | 日記
 「ロベルト」と指揮官マンチーニをファーストネームで呼ぶマリオ・バロテッリ。

 現在シティに所属する彼が、幼いころからファンだと言うミランへの移籍が囁かれ始めましたが、これは故障の多さ
が改善されないパト・アレッシャンドレへの

 「最後通告」

 なのでしょうか。

 ベルルスコーニは前妻との離婚問題で莫大な慰謝料を請求されているうえ、子供たちはミランのオーナーに何ら価値
を見出していません。

 ですからかつてのように移籍金の大盤振る舞いはできませんし、本当にバロテッリを獲得したいならばパトの売却額
をつぎ込む必要があります。

 かつてのミランなら昨シーズンカルロス・テヴェスを加入させることは簡単だったはずですが、

 「売却なくして獲得なし」

 という方針は変わらないままです。

 一方のシティはユナイテッドに続く2位につけていますが、極端な話バロテッリを失っても前線の強さに変化は無いで
しょう。

 マンチーニからすればバロテッリを失うよりも、シルバ、もしくはアグエロが移籍するほうが遥かに痛手でしょうし、
最近はメディアからしばしば追求されるバロテッリの

 「喫煙問題」

 も騒動になっていますし、案外安値で放出するかもしれません。

 ミランとすれば今夏の二つの事例、イブラとチアゴ・シウバの際に見せた「二枚舌」だけは使ってはいけません。

 シーズン・チケットホルダーにこれ以上そっぽを向かれても仕方ありませんし、チャンピオンズ・リーグという高収入
が見込めるトーナメントでは観客の声援が大きな力になります。

 机上の理論ではバロテッリとシャーラウイの2トップは桁違いの破壊力になるはずですが、テレビゲームのようにいか
ないのが現実です。
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長谷部誠、ユニセフのCMに登場

2012-12-30 00:28:24 | 日記
 長谷部誠がユニセフのCMに出演しています。

 彼は僕たちに

「傍観者でいないでください」

 と語りかけていますが、事実その通りでしょうし僕も日々自分自身に問いかけている事柄です。

 レアルファンからすれば、バルセロナが数年前までユニセフ(現在はカタール・ファウンデーション)の文字を
胸に刻んでいるのを見て

 「彼らはユニセフの名前をただ利用しているだけ」

 と思えたでしょうし、バルセロナからすればそうした皮肉の声が挙がることも予期していたはずです。

 大切なのは僕たちが

 「今の暮らしは素晴らしい、ならば他の人にも味わってほしい」

 と思うこと、そして何かしらの行動に移すことだと思います。

 先月もお話しましたが、病気で点滴を打たれた際ベッドに横たわりながら日本の医療技術と国民保健の凄さを再度
実感しましたし、探せば周辺には

 オーガニックの商品
 フェアトレードの商品

 が随分あることに気づきます。

 それは普段僕らが「見たいという現実」に入っていないからこそ見えないのであり、見たいと思った瞬間必ず視界
に入り込みます。

 サッカークラブが多岐にわたる地域貢献を行うことも、自分たちが出来る事を地域と協力するから意義がありまし
て、特にFC岐阜の活動時間は桁外れに長いはずです。

 そして長野の地でもパルセイロの活動に、多くの関心が寄せられ始めています。

 僕は今扶桑社から刊行されている「NGO世界一周!」という新書を再読中ですが、サッカーを通じて地域と世界
を考える機会は、今後ますます増えていくはずです。

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経験者は語る。その一方で

2012-12-30 00:16:36 | 日記
 親戚の男の子が来春大学4年生となり、社会の荒波に出る準備を始めます。

 社会に出ると幾つもの不条理や困難が身に沁みますが、焦らず下を向くことなく歩んでほしいと心から願って
います。

 今も昔も僕はうつむき加減で歩んでいますが、学校を卒業して働きはじめたその瞬間、僕の中の自尊心は簡単
に壊れてしまいましたから。

 昨日彼に電話をして、僕が出来る範囲でアドバイスをしましたが、

 「10年ひと昔」

 と言いますように、2013年になろうとしている今でも通用することと、そうでない事柄があることも事実
です。

 サッカーも同様でワールドカップ経験者に話を聞くのも良いでしょうが、それは直近の2010、または20
06年出場者あたりに聞くのが効果的かと思います。

 1998年日本が初めてワールドカップに挑むことになった際、

 「ジーコを代表に帯同させるべき」

 という声が相次ぎました。

 ジーコは結局セレソンに引き抜かれましたが、確かに初出場の日本にジーコがいれば、彼の名声が日本の声に
変化し親善試合の申し込みや合宿地での過ごし方など、メリットはあったかもしれません。

 その一方でこの98年からワールドカップは大きく変化します。
 
 出場国は24から32に増え、グループリーグでは最低3試合戦うことが必要となり、同時に日本やサウジな
ど一定の国を除くほとんどの国では

 「海外リーグ」

 在籍の選手で代表を構成する形になりました。

 つまり、ジーコが出場した1978、82、86年と比較した際、大会の規模と戦い方、医学と用具の進化を
含めた環境整備など、至る箇所で大きな違いが見えました。

 ですからいかにジーコが3大会ワールドカップ出場を果たしたとはいえ、彼も戸惑ったかもしれませんし、極論
ですが

 「時代錯誤」

 担った可能性もあるでしょう。

 ちなみにリバプールがダルグリッシュを解任したのは、彼が時代錯誤の発言を繰り返したためだと言われていま
す。

 経験者のアドバイスは本当に貴重です。

 その反面、そのアドバイスが時代に適した内容であるかどうかは、吟味する必要もあるのです。
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