塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

身の丈を考える難しさ

2012-12-20 18:38:09 | 日記
 今日行きつけのリサイクルストアで日本の老舗鞄ブランド、サザビーのブリーフケースを購入すること
が出来ました。

 中古品とは言え日本製の上、大変買い求めやすい価格で有難い限りです。

 その後別のリサイクルストアに立ち寄ると、今度は未使用品の

 「バーバリー・ブラックレーベル」

 のブリーフケースが売られており、正直心が揺れ動きました。

 サザビーはベージュ色なのですが、バーバリーの方はオレンジでどこかパルセイロを意識してしまった
為です。

 その一瞬で僕が考えたことは

 「僕は鞄が必要だ。でもブランドの名前も欲しいのだろうか?」

 というものでした。

 例えばスモールクラブが人気選手や各国代表を獲得しても、選手の存在が大きすぎるか、もしくは周囲の
選手の力量が足りず、前者が孤立してしまう例もあります。

 どうやら現在シドニーFCとデル・ピエロの噛み合わせの悪さがオーストラリアで話題になっているよう
ですが、クラブが自分の器を顧みないと、せっかくの移籍劇も無駄になってしまいます。

 ブランド品(各国代表)を手に入れた際の見返り(自尊心、入場料収入)はやはり大きいですね。

 例えばロナウジーニョがフラメンゴに移籍した際の熱狂とスポンサーの集まりは、ブラジル国内でも大き
な話題となりました。

 ただ現代サッカーが連動で戦術をこなしているように、

 「スーパースターが引っ張る」
 「スーパースターが足を引っ張る」

 いずれの場合もクラブが得る戦力収支はマイナスになってしまいます。

 人間もサッカーも、身の丈を考えることでより良い結果が入手できることは間違いないようです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 世界舞台で輝いた日本のFW | トップ | いつもとは異なる信州ダービ... »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事