塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

混戦が予想される2013年のJ2

2012-12-02 23:34:29 | 日記
 来季のJ2は近年例を見ない混戦模様になるでしょう。

 ガンバは既に主力が相次いで残留を表明し、新監督には長谷川健太氏を迎えようとしています。

 またヴィッセルは安達政権が2013年も存続する見通しですが、両クラブともにオフシーズンの土台作りが
どれだけ進むかで、キャンプの内容が変化します。

 ガンバが日本のライセンスが適用できない呂比須氏の招聘に動いた時点で既に

 「出遅れていた」

 形になります。

 聞くところによれば、ブラジルに帰国したセホーン氏は2週間で再び職を失ったと聞きましたから、ミスマッチ
の惨めさが更に助長される話です。

 ガンバの選手たちは、薄々この2頭体制が失敗であることを悟っていたのではないでしょうか?

 しかし、選手が監督選びを批判することは間違いなく越権行為であり、だからこそフロントも早い段階で松波体制
を発足させましたが、横浜FCのようにはいきませんでした。

 ジェフ、ヴェルディ、そしてサンガの例を見てもわかるように、必ずしも

 「J1経験」

 が有利に働くとは言えないのがJ2です。

 2012シーズンで改めて理解できたのは

 「自動昇格の2位に入らなければ、プレイオフで足をすくわれかねない。」

 という代物で、その怖さを最初に味わったクラブがサンガでした。

 サンガも大木体制を継続させますが、ヴェルディは三浦新体制でJ1昇格をめざし、ジェフは退任する木山氏の
後任を模索中です。

 どのクラブも

 「1年で再昇格」

 を目指すのは山々ですが、保障となるものは何もないのが実情で、ある意味今季のヴァンフォーレの例が特殊と
言えます。

 

 
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2013シーズン、J1の関西クラブはセレッソのみに

2012-12-02 01:19:32 | 日記
 ジュビロとの一戦に駆け付けたガンバファンが社長の怒声を浴びせ、水をかける形になりました。

 首脳陣の責任は当然問われますが、ヴィッセルは2013シーズンと一体どのような形で迎えるのでしょうか。

 開幕前の威勢の良さは、

 1・宿敵ガンバから橋本と高木を引き抜いたことで弱体化を成功させた。
 2・アントラーズから優勝の喜びを知る田代と野澤を獲得したこと。
 3.日本代表DF伊野波の獲得

 によるものでした。

 専門誌も彼らの補強内容を大きく評価し、2011シーズンの9位からチャンピオンズ・リーグ出場の3位に目標
設定を行ったほどです。

 和田監督の解任は

 「目標達成が困難」

 という意味合いがあったのでしょう。

 西野監督からすれば、クラブ内には自分の練習方法とアプローチを知る選手もいますし、チェルシーファンがベニテ
スに浴びせる辛辣な発言のように、ヴィッセルファンが西野監督就任に批判的な声を寄せたとも思えません。

 恐らくこの政権交代は、監督の意向、言い換えれば戦術の根本的な部分が

 「あべこべ」

 だったため、選手が戸惑った部分があると感じられます。

 ヴィッセルは継続性と言う点で就任3年目の和田監督を続投させたのですが、その継続性を後任監督の道しるべに
しなかったように思えます。

 このふたつのクラブにより、J2は潤うかもしれませんが、大阪ダービーと関西ダービーがJ1から消えることを
懸念する声は大きいと思います。

 そしてザッケローニ監督。

 ブラジルの地でガンバ降格を彼はどのように受け止めているのか、その点も気がかりです。
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ガンバ、よもやのJ2降格へ

2012-12-02 01:01:40 | 日記
 「1部に留まり続けることは、本当に凄い事なんだな。」

 今各局のスポーツニュースをザッピングし、昨日のガンバとセレッソ、ヴィッセルにアルビレックスの4クラブ
の表情を観察しましたが、そのコントラストの違いは歴然でした。

 例えばイタリアではインテルだけが、B降格経験のないクラブとして知られています。

 僕らは単純にその事実を言葉にしますが、1908年の創立以来常にセリエAを主戦場にしていることは、ただ
驚くしかありません。

 ガンバがプロ化してから獲得したタイトルは5つだそうで、もしアントラーズが降格していたならば、彼ら以上の
激震がJリーグに起きていたはずです。

 「ミスター・ガンバ」

 を解任し、新監督に移行する度胸がガンバのフロントには無かったのでしょうね。

 これは結果論でしかありませんし、もし松波監督を更迭しても成績が上昇したかはわかりかねますが、やはり
前半戦の不振だけでなく

 「失点の多さ」

 を回避できなかったことで、選手たちには

 「点が必要だ。もっとシュートを打たなくては!」

 というある種の強迫観念のような代物が芽生えており、萎縮やぎこちない動きにつながっていたように見受け
られます。

 ガンバがシーズン半ばに戦力補強を行ったのは、開幕前の補強に問題があった為です。

 今野の獲得が最終ラインに安定をもたらすことはなく、FCソウルから獲得したイ・スンヨルは今どこにいる
のでしょうか?

 ラフィーニャも移籍してしまいましたし、パウリーニョも起爆剤にならず最後まで噛み合うことが無かった点
が、今季のガンバの印象です。

 
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