塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アルアハリの存在価値

2012-12-13 00:47:11 | 日記
 エジプトと言うのは不思議な国で、サッカーが最大の人気を集める一方1990年以降ワールドカップから
遠ざかっています。

 一方でアフリカ選手権、アフリカ・チャンピオンズリーグでは好成績を挙げており、アルアハリは今年を含め
て7回アフリカ王者に輝いています。

 エジプトは先の動乱の為国内リーグが休止に追い込まれた形となり、アルアハリの選手たちはチャンピオンズ・
リーグのみ戦ったと、日本テレビは伝えていました。

 選手たちは移籍することなく皆残留したと聞きましたから、サッカーが自分たちだけでなくエジプトの灯である
事を確信した為でしょう。

 エジプトがこのクラブの隆盛を代表にも反映させることができたなら。

 それは北アフリカだけでなく、アフリカ全体にも影響は拡大するのは間違いありません。

 南スーダンが誕生したことでワールドカップ予選にエントリーする国がひとつ増えましたし、ブラック・アフリ
カと呼ばれるガーナやナイジェリアも、うかうかしていられませんね。

 北アフリカにはチュニジアにモロッコ、アルジェリアとサッカーが盛んな国がひしめいており、その競争力は
今後も続くはずです。

 特にモロッコはムスタファ・ハッジとナイベトを擁した1998年以降ワールドカップに出場しておらず、国民
もやきもきしていると思います。

 アフリカは70年代より旧宗主国であるフランスでプレイする選手が増加し、渡欧する選手の数は非常に多いで
すから、今後も新しいドログバやエトーが生まれるでしょう。

 日本はアフリカ諸国との対戦がさほど多くはありませんが

 「北アフリカ」「中央アフリカ」「南アフリカ」

 で選手の構成比や戦い方が随分異なる事に周囲しなければ、うまくマッチ・メイク出来ないと言えます。
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クラブ・ワールドカップにスカウトは来ているか

2012-12-13 00:38:03 | 日記
 欧州王者チェルシーの来日で国内では注目度が増したクラブ・ワールドカップですが、英国での盛り上がりは
さほどでも無い様子です。

 英国以外でも注目度はさほど高くは無いと思いますが、各国クラブのスカウトの矛先に

 「ヨコハマ トヨタ」

 というふたつの都市はあったのでしょうか?

 コリンチャンスのブラジル代表パウリーニョが昨日戦ったアルアハリ戦には、スカウトが存在したかもしれま
せん。

 一説によればインテルが熱心に勧誘しているようですが、それはセンターバックの同僚のファンを起用してい
ることで、最終ラインからのビルドアップを重要視するためと推測します。

 韓国、日本、メキシコにニュージーランド。

 欧州からすれば実力はあるが移籍金は高くない選手がほとんどですから、掘り出しものに遭遇する機会はある
と思います。

 逆にJ1のスカウトがチェルシーはともかく他のクラブの視察して移籍交渉しないとなれば、それは非常に惜し
胃と言えます。

 海外クラブが向こうからやってきているわけで経費も嵩みませんし、スタジアムも交通機関も全て慣れ親しんだ
地域にあるわけですから、来年の開幕前に

 「クラブ・ワールドカップに出場した○○を獲得!!」

 というアナウンスが聞かれる事を期待します。

 ちなみに佐藤寿人は3ゴールを挙げた形で全日程を終えました。

 広島のファンは彼に海外移籍の話がきたなら耳を塞ぎたくなるでしょうが、このJ1得点王の行く末にも注目し
たいところです。
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