塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

パンクロックが好きだったあの頃

2012-12-20 01:40:36 | 日記
 今の僕はCDを買うことも音楽配信に手を出すこともしない音楽音痴です。

 しかし予備校、大学に通っていた90年代中期には、新譜と中古を問わず随分とCDを買ったものですが、ある
意味

 「仕送りバブル」

 に便乗していた無駄遣いで、両親には本当に申し訳ない気持ちで一杯です。

 僕が好んでいたジャンルはパンクロックで、テクノのようにコンピュータで作られた音楽は肌に合いませんでした。

 恐らく歌手をギターとベース、ドラムが支えるという楽器の温かみが、僕の波長とあったのでしょうしが今も基本
その考えは変わりません。

 セックス・ピストルズ、クラッシュとダムド。

 パンクロックファンなら皆が聴くであろうバンドは一通り聞きましたし、スローター・アンド・ザ・ドッグスのよう
な影が薄いバンドのCDも購入しましたが、サッカーというのはこうした

 「下町に兄ちゃん」

 たちに支えられていることを忘れてはいけません。

 パンクというのは「ローライフ」、つまり貧しい生活を意味する言葉ですから、歴史的に労働者の娯楽として発展し
てきたサッカーに通じるものがあります。

 周囲に何度も頭を下げ、やっと手にした金でチケットを買う。

 そんな兄ちゃんたちですから、選手にひどい試合を見せられたら頭に血がのぼって罵声のひとつでも浴びせたくなる
気持ちはわかります。

 日本では親父さんたちが焼き鳥やおでんを食べながら、ビールや焼酎で憂さ晴らしをするのも似たようなものです。

 メディアの批判にいちいち答えていては、選手も監督も疲弊するだけです。

 でもこうした最前列に陣取るファン、嫌な言い方ですが末端にいちしながら懸命に働いてチケットを買ったファン
の意見には、真摯に耳を傾けて欲しいと思います。

 僕はよく

 「公務員顔だね。」

 と言われますから、パンクロックが好きだったというだけである種の笑い話のなるのかもしれません。
コメント
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