塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

けたましい電話と代理人の存在

2012-12-17 23:24:20 | 日記
 皆さんはもうクリスマスの贈り物を用意しましたか。

 我が家ではクリスマス・ケーキを買う予定すたありませんが、僕は自分に向けて猫が表紙のクリスマス・カード
を2枚買う予定です。

 もし僕が父親で、妻から

 「何か欲しいものがあるかしら?」

 と尋ねられたら、迷わず

 「自分ひとりの時間」

 と答えるでしょうね。

 時には自分自身の為にお金と時間を費やすことが不可欠ですし、自分が不要だと感じる物を貰っても仕方ありま
んから。

 サッカー代理人も時には携帯電話を放棄したい、電話がならない日が一日でも欲しいと思うものではないでしょう
か。

 確かに代理人とすれば

 「ビッグ・ディール」

 つまり世間をうならせる大型移籍を成立させ、莫大なコミッションを得てみたいと夢見るでしょう。

 ミノ・ライオラがイブラをミランからPSGに移籍させた事実がそうですし、ジョルジュ・メンデスも常に携帯を
2台抱えていると聞きました。

 代理人にとって形態の着信音は

 「信頼の証と商売と金」

 の3点が詰まっているのです。

 勿論彼らは語学に精通し、選手たちからの信頼を得るだけのきめ細かさと大胆さがあるに違いありませんが、休日
や心休まる時間は存在するのでしょうか?

 僕は2台携帯電話を持つような生活はありませんし、平凡で良いので毎日安眠できる日々を送れたらと感じてしま
いますが。
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コリンチャンス、日本の地で世界一に

2012-12-17 00:28:02 | 日記
 クラブ・ワールドカップはコリンチャンスが1-0で勝利し、世界の頂点に立ちました。

 僕はこの試合の映像を見ていないので何とも言えませんが、来日したコリンンチャンス・ファンは本当に感激
したでしょうね。

 「チェルシーの世界第2位は素晴らしい!」

 クラブ・ワールドカップに肩入れしていない英国のメディア、アーセナルやスパーズのファンは、南米のような
底意地の悪い見出しは掲げないでしょう。

 その代りに焦点となるであろう点が、監督人事です。

 もし、世界第2位がロシア人の不興を買ったなら、ベニテス政権は帰国後瓦解してしまうでしょう。

 しかしそうも簡単に監督交代は出来ませんし、何より後任監督のあても無いのに邂逅通告をだすことは不可能で
す。

 少なくともトーレスがゴールを量産できている点は、ベニテス招聘で生じた好も都合ですし、現在の調子を保つ事
ができるなら充分シティとユナイテッドを追走できます。

 リバプールとアーセナルの巻き返しは厳しいと思います。

 カーリングカッとFAカップ同様、クラブ・ワールドカップも一発勝負ですから難しさは当然あったでしょう。

 逆にリーグ戦は勝ち点3の積み重ねで雌雄が決するわけですから、ベニテスもリーグ戦に集中できると逆に楽観
しているかもしれません。

 チャンピオンズ・リーグを戦わなくてすむことも、彼らにはプラスに働くかもしれません。

 皮肉にもベニテスはインテル時代、クラブ・ワールドカップ優勝後に解任されました。

 もしリーグ戦で躓けば解任もあるでしょうが、僕は今季最後までチェルシーはベニテスが先導に立つと思います。

 チェルシーは裕福ですが、監督に違約金を惜しみなく払うのは癪に障るでしょう。

 チャンピオンズ・リーグに留まっていれば、監督解任の費用を賄えたかもしれませんが、もう幕は降りています
からね。
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「マリーシア」を読んで感じた点

2012-12-17 00:16:15 | 日記
 「練りチューブの歯磨きをハサミで切って最後まで使う事」

 戸塚啓氏の著書「マリーシア」を読みながら感じたことは、上記の言葉に集約されます。

 僕は歯磨き粉もハンドクリームも、チューブをハサミで切って最後まで使いますし、この行為を特別貧乏
臭いとは思いません。

 戸塚氏は大分トリニータの指揮官(当時)シャムスカの言葉を引用し

 「ルールの範囲で賢くプレイする」
 
 と記しています。

 お金を払って手に入れた品を最後まで使い切ってから使うことは、選手たちがピッチ上で与えられた当日
の気象条件や芝の状態を考慮しながら戦うことと似ている気がします。

 プレイだけでなく、「マリーシア」はクラブ運営とも密接に関わっています。

 皆が皆、レアル・マドリーのような潤沢な資金があれば、選手補強に関してもっと自由になれます。

 しかし実情は異なります。

 一時セヴィージャのスポーツ・ディレクターを務めているモンチに注目が集まったように、

 「賢く知恵を使う」

 ことで収支バランスと戦力補強を見事に成し遂げた例があるように、創意工夫に無しにサッカーの世界は
成り立ちません。

 ジュリオ・バティスタトセルヒオ・ラモス、そしてダニ・アウベス

 「安く買い、磨き上げ高く売る」

 という言葉は常套句ですが、実際に携わっている人間からすればこんな難しいことはないでしょう。

 しかし北京に売却したカヌーテも含めて、セヴィージャの売買は本当に見事としか言いようがなく、最近
は成績が低迷気味ですがラ・コルーニャのように降格の危機には瀕していません。

 賢く知恵を使うクラブは他にウディネーゼとポルトがあります。

 特にポルトは指揮官に無名人物をあてがうことがありますが、それでも尚優勝してしまう凄みがあります。

 その代表例がモウリーニョですが、僕たちも普段の生活からルールの範囲で賢く振る舞うことができれば、
日本も変わるかもしれません。
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