塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ポニーという響きの中で

2012-12-19 23:17:18 | 日記
 皆さんはカナダ生まれのスポーツブランド、「ポニー」をご存知ですか?

 ポニーはモントリオール五輪開幕の1976年に誕生し、サッカーの分野ではペレを起用するくらいの勢い
があったブランドです。

 ポニーはサッカーよりもバスケットシューズ、ランニングシューズの世界で人気があり、90年代前半には
NBAとも深い関わりがありました。

 デンバー・ナゲッツのラフォンソ・エリスに靴を提供し、

 「フリースロー」

 というタウン・シューズが日本で人気を得たのも当時です。

 2000年代に入りますと、ラッパーのスヌープ・ドッグとタッグを組んで商品を開発し、リッキー・デイビ
スというプロバスケの選手を契約するなど、それなりの存在感を見せてはきました。

 実は僕の店でこのポニーの

 「パーカー、トレーナー」

 が売られており、正直驚いてしまったのです。

 ポニーという響きが懐かしいのと同時に、新規展開でしたので今まで商品構成の中に含まれていなかった為で
す。

 ポニーやトッパーなど、以前は影響力があったブランドが最近活気が無いように思えます。

 ブラジルではペナルティが存在感を保っていますが、彼らも再び巻き返しをはかろうとしているのでしょうか。

 サッカーはインターナショナルなスポーツですから、今後も新規参入と老舗の復活は様々なかたちで見受けら
れるはずです。
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日本にマリーシアが無い理由

2012-12-19 23:07:21 | 日記
 サッカーに限らず日本社会でマリーシア、ここでは

 「人を出し抜くこと」

 と便宜的に捉えますが、浸透していないのはそれだけ学校教育が隅々まで普及しているのと同時に、武道の
存在も大きいと思います。

 武道を嗜む方たちは、自己鍛錬と自己防衛の為に習い始めた反面、礼儀や相手に対する敬意の払方と言う、
教育面にも魅力を感じているはずです。

 華道や茶道も同様ですね。

 ですから、一般社会ででも創意工夫で仕事をするよりも、皆と歩調を合わせて的確に仕事をする方が評価が
高いには当然と言えます。

 自分だけ出し抜くようであれば、それは称賛されるよりもむしろ嫉妬や陰口という形で跳ね返ってくるかも
しれません。

 ブラジルではサッカーはお金の不安から解放してくれる、唯一無二の存在です。

 親も子供にサッカーをさせたいと思いますし、幸か不幸か子供たちは学校で教師から叱られることも少ない
と聞きました。

 勿論学校に行っている子供たちは大勢いますが、中には意図的に学校に行かずサッカーに明け暮れている子
も多い為です。

 また学校に通っていても、

 「いかに授業中でもボールと触れ合えるか」

 を目論んでいますから、それもある意味マリーシアを向上させる要因になっているのでしょう。

 宿題を忘れる、授業に集中できなければ当然教師は叱りますが、子供たちはやはりサッカーで一番になりたい
と思うのです。

 僕などは多少サッカーが下手でも、お腹いっぱいご飯を口に出来て本が読めた方が良いと思いますが、この時
点で既に

 「マリーシアの欠如」

 をブラジル人から指摘されるのでしょう。
 
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今シティが目指す方向

2012-12-19 00:04:13 | 日記
 ジェイク・マンスール。

 シティの資本を根底から支える彼は、今このサックスブルーの集団を単なる金満クラブから脱皮させようとし
ています。

 マンチーニ政権がこのまま長期化することで、クラブは監督交代にかかる費用を削減できるだけなく、選手達
が意思統一に苦労しない側面が生まれます。

 シティもアーセナルやチェルシーのような

 「青田買い」

 をしており、その代名詞がスペインからやってきたデニス・スアレスで、シティはセル多に5億円支払ったと
ワールド・サッカーダイジェストが10月18日号で伝えています。

 ここまではシティ以外のプレミアシップでは日常の光景です。

 しかし、ジェイク・マンスールは今、選手と監督に投じてきた資金を

 「アカデミーの費用」

 に充てることを目論んでいます。

 皮肉にもこの手法で成功したのが、お隣に存在する赤いクラブです。

 ファーガソン就任以降、基本路線としてアカデミーからの昇格選手が基盤となり、現在の下地が作られたことは
有名です。

 スコールズとギグス。

 このふたりが引退後、ボビー・チャールトン同様クラブの顔として関わっていくことは規定事項であり、両者共
に喜んでこの仕事を引き受けるでしょう。

 一方グレイザー家のオーナーシップ以降、ユナイテッドは資金繰りに悪化しているにもかかわらず、外から選手
を買う事が多くなりました。

 逆にシティが降格と昇格を繰り返しているときも、ユナイテッド同様外から選手を引っ張ってきましたが、思う
ようにはいきませんでいsた。

 その代表例がロビーニョですね。

 シティが育成に大金を投じるのは、ユナイテッドの成功例に加え、資金の注入が育成を買いの2方向に分かれて
も何ら差支えのない財政にあります。

 またシティはマンチェスターの市民から支えれたており、下部組織の充実が彼らの琴線に触れることも間違いな
い為です。

 ライト・フィッリップスのように移籍してしまった例もありますが、シティが育成に本腰になれば他のクラブは
安穏としていられなくなりますね。
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