MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

濁点「゛」の書き順

2017年03月03日 | お稽古&お勉強
 昨年の記事、 句点「。」と半濁点「゜」の 「○(まる)」の書き方 には書いてありませんでしたが、濁点「゛」の書き順もご紹介。

 小学校1年生の国語の教科書によると、濁点は左側の点から書きます。
 基本的に日本の文字の書き方は、「左から右」「上から下」の順番があります。
 濁点は、「左から右」のルールですね。
 濁点をつける清音の仮名を書き終わってから、最後に濁点をつけます。
 ※清音=「ガギグゲゴ」に対する「カキクケコ」のように、濁音や半濁音のつかない音節。
 半濁点も清音を書き終わった後に、半濁音を書きます。

 たとえば、写真の「ば」であれば、まず清音「は」を3画で書いて、左側の点が4画目。右側の点が5画目ですね。

 濁点「゛」(濁音「ば・び・ぶ・べ・ぼ」の右肩につく符号・濁音符
 
(出典:光村図書 平成19年発行「こくご一(上)かざぐるま」p.27)
 下は、半濁点「゜」(半濁音「ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ」の右肩につく符号・半濁音符

 濁点を見ると、少し上下がありますし、「上から書くのかな?」と右側の点から書いてしまう子もいるかもしれません。
 私は小学校の教育支援ボランティアで、まず濁点から書き始める子を目撃したことがあります。

 大人は「常識」と思っていることでも、初めて習う子には新鮮なことなんでしょうね。

<関連記事>
句点「。」と半濁点「゜」の 「○(まる)」の書き方 - MOONIE'S TEA ROOM

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