放逸に耽(ふけ)るな。愛欲と歓楽に親しむな。おこたることなく思念をこらす者は、大いなる楽しみを得る。(中村元訳『法句経27』)真面目に生きていれば本当の楽しみを知る
賢者が精励修行によって怠惰をしりぞけるときには、智慧の高閣(たかどの)に登り、自らは憂い無くして(他の)憂いある愚人どもを見下(みおろ)す。山上にいる人が地上の人々を見下(みおろ)すように。(中村元訳『法句経28』)
怠りなまけている人々のなかで、ひとりつとめはげみ、眠っている人々のなかで、ひとりよく目醒めている思慮ある人は、疾はやくはしる馬が、足のろの馬を抜いてかけるようなものである。(中村元訳『法句経29』)これも心に響かない