行雲流水

仏教をテーマとした記事を掲載しています。

宗教家として道徳教育を批判する

2013年11月15日 | 禅の心
○全部がそうじゃとは言わんが、道徳教育は権力者の人民に対する統制手段なんじゃ。
○まず、権力者が道徳的でないといかんわな。
○「道徳的」なことは、権力者や国家が決めることではない。
○「道徳的」なことを、権力者や国家が決めることは危険なのじゃ。
○戦前は「お国のために死ぬこと」が道徳的に良いこととされてきた。
○「お上に逆らうこと、強い者に逆らうことは悪いこと」とされてきた。
○道徳とは、権力者にとって都合のよいことを押しつけることなんじゃ。
○道徳には、自分の頭で考えるという過程が欠けておるのじゃ。
○それに対して、宗教は自分が大いなる者を信じることなんじゃ。
○特に、仏の道は、自分で考えて行動することを大切にしておる。
○善悪の押しつけではなく、自分で判断することが大事なんじゃ。

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