銀河後悔日誌、つぶやき

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見たことのある裁判員

2011-02-19 20:59:23 | めいたんていコナン…など
 2月19日の『名探偵コナン』は、第606話「法廷対決IV 裁判員小林澄子 (前編)」が放送された(実時間視聴)。

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「法廷対決IV 裁判員小林澄子 (前編)」
 放送終了後の長いあらすじは下記のとおり。
 コナンのクラスを受け持つ担任の小林澄子が殺人事件の裁判員に選ばれる。被害者は不動産会社社長の石垣忠(いしがき・ただし)で、被告の岩松俊夫(いわまつ・としお)を弁護するのは妃英理だった。妃が面会に行くと、岩松は石垣の家に盗みに入っただけと殺人に関しては無罪を主張。家に忍び込んだ時、すでに石垣は殺害されていたが、警察から証拠は揃っていると言われ、岩松は供述書にサインしてしまったという。
 そして、この事件の第一回公判が行われる。無敗の妃と法廷で争うのは検察のマドンナ、九条玲子。コナンは蘭、小五郎と傍聴席から裁判を見守る。九条は石垣宅に侵入した岩松が石垣に発見され、ナイフで殺害したと起訴状を読み上げる。妃は凶器を特定できたのかと訊ね、九条は凶器が見つかっていない事を認める。この後、第一発見者の家政婦、原幸恵(はら・さちえ)が証人席に立つ。事件当時、2階にいた原は1階から物音がしたと証言。その後、原は1階に下りて石垣の遺体を発見したが、犯人の姿は見ていないという。
 続いて石垣の義弟、塚野享(つかの・とおる)が証言台に。塚野は石垣の亡くなった妻の弟で、石垣の会社で専務として働いていたという。事件当時、塚野は仕事の件で石垣宅を訪ね、原の悲鳴を聞いて現場に駆けつけたという。この後、遺体が発見された書斎の写真を見た小林は壁の絵が逆さまかもしれないと裁判長に指摘。コナンは小林の言う通り、本当に絵が逆さまなら、そこには何か理由があると考える。
 閉廷後、コナンが小五郎、蘭と共に石垣邸を訪れると、すでに九条が次回公判に向けて検証を行っていた。蘭は画集と絵を見比べ、小林の指摘通り、絵が逆さまにかけられている事を確認する。九条と部下が額縁を外すと、裏蓋に血痕が付着していた。さらに裏蓋を外すと、借用書や手形が隠されていて、岩松が300百万借りた借用書も発見される。コナンは絵を逆さにしたのが岩松なら、借用書を持ち帰らないのは不自然と感じる。この後、コナンは飾り棚の花瓶敷を見て、花瓶がない事に違和感を抱く。花瓶の事を聞かれた原が動揺すると、コナンは事件の真相を解く鍵が逆さになった絵と無くなった花瓶の行方にあると睨んで…。


 コナンの担任小林先生が裁判員に選ばれる。その裁判の弁護人が妃弁護士で、検事が九条検事。法廷対決シリーズに裁判員を絡めた、盛りだくさんな前後編。裁判員は話題性が薄れたが、廃止されない以上、今年選ばれるかも知れないし、50年後に選ばれるかも知れない。そういう意味で、“素人”小林先生の目線にも注目したい。

 今回の事件は、窃盗はしたが殺人は無罪主張という厄介な被告。凶器が発見されず、被告の犯行かどうかは微妙な情勢。しかし小林裁判員が気付いた「逆さに掛けられた絵画」の裏から、被告の借用書が発見されて、事態は変わる。さて、ホンボシは誰なのか…。


 久方ぶりの「法廷対決」シリーズ。前シリーズまでは「法廷の対決」と銘打たれていたが、1回目は2002年1月14日・21日の「法廷の対決 妃VS小五郎」、2回目は同年10月21日・28日の「法廷の対決II 妃VS九条」、3回目は2007年11月26日の「法廷の対決III 目撃者は検察官」であった。2回目と3回目の間はだいぶ空いているが、それに比べて4回目までの間隔は短い。しかし、だいぶ前のように思える。2008年の長期シリーズ「赤と黒のクラッシュ」のせいか?


 さて、公判終了後に被害者の部屋で九条検事らが現場検証を行なっていたが、小五郎が訪ねると、普通に入っていた。妃弁護士の付き添いと言うわけでもなく、ここでは部外者だろう…と言ってしまっては、お話が進まない。しかし、ただの探偵が普通に現場に入れるものか。

 次回2月26日は、第607話「法廷対決IV 裁判員小林澄子 (後編)」の予定。上記サイトで放送前のあらすじは下記のとおり。
 被告の岩松は書斎に花瓶があったと語り、妃は誰かが花瓶を持ち去ったと考える。この後、凶器のナイフが公園のプールの底から発見される。この公園は岩松が捕まった場所の近くだった。コナンは原に探りを入れ、彼女が花瓶の行方を知っていると確信する。裁判2日目、九条は借用書、凶器を新証拠として提出。被告側に不利な証拠が揃うが、妃は狼狽える事なく、原の再喚問を裁判長に要求。そして、ここから裁判は急展開を迎えて…。

 そういえば裁判員裁判は、これまでの裁判と違って集中的に審理されるんだった。

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